2009年6月末に封切られた「エヴァンゲリヲン新劇場版・破」を観た。誠に私的な感想であるが、傑作である。 テレビで見ていた主人公である少年・碇シンジの体温が、今回の劇場作品では、2度ほど上がっている。血が通うことによって、「エヴァンゲリヲン」は、日本の正統派アニメとして再評価される予感がする。
日本のポップカルチャーの凄さは、実は、「複雑で、わかりにくい」ところにある。
ひと言で自慢できるようなものではないことを、「エヴァンゲリヲン」が教えてくれている。
※本投稿記事は、福岡県主催の「アジアンビートオリジナル ポップカルチャーコラム」に記載したコラムを転載したものです。
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有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。