シリーズ【事業計画書の書き方】 「事業立ち上げの経緯」について解説。
こんにちは、経営コンサルタントの入野です。
本日の事業計画書の書き方は
「事業立ち上げの経緯」について解説します。
【事業計画書での位置づけ】
1. エグゼクティブサマリー
★★ 2. 事業立ち上げの経緯
3. マネジメントチーム
4. 会社概要
5. 経営理念・事業理念
6. 商品・サービスの概要
7. 儲けの仕組み
8. 市場および競合の分析
9. マーケティングと販売戦略
10. オペレーション計画
11. 人事戦略
12. 立ち上げ戦術
13. 成長戦略
14. 出口戦略
15. 財務計画: 売上予測、コスト計画、資金繰り予測、資本政策
16. リスク管理
17. プロジェクト管理
・ 事業アイディアを思いついた経緯
・ なぜその事業をしようと思ったのか
など
について説明するセクションです。
「マネジメントチーム」のセクションに、
経営陣のパーソナルストーリーとして統合しても可です。
初級者によくある間違い
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 「いつか」 「五日」 「Never」
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セミナーやビジネススクール、起業サイトには
起業したいという方が多くいらっしゃるのですが、
「いつ起業しますか?」と問うと、
「いつか」と答える方が多いのです。
法人登記は5営業日でできるのですが、
「いつか」は「五日」よりも「Never」に近く、
実際には起業しないケースが多いのです。
実際に起業する人は
「30歳の誕生日の5月17日」や「設立資本金777万円貯まったら」と
大して合理的な根拠はなくても
日付やトリガーを決めています。
起業は人生を狂わすリスクが高いので、
全ての方が起業に踏み切る社会は不健全だと思います。
しかし、セミナーやスクールで熱心に勉強するにもかかわらず、
なかなか起業への一歩を踏み出せない方が多いのは
合理性を超えたキッカケや工夫が必要なのかもしれません。
中級者でもよくある間違い
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