オバマ大統領の素晴らしい就任演説のニュースが流れる中、敢えてリリー・フランキー(本名:中川雅也(なかがわ まさや)の言葉つにいて言及してみる。
頭だけが良いヒトの「上書き保存力」は、
知識・情報の上書きであって、洗練はされているが何か足りない。
実のある「上書き保存力」は、ダメな自分を認識し、ダメな体験の死屍累々をクールに見つめるところから培われる。
リリー・フランキーの「上書き保存力」が、魅力的なのは、情報だけではなく、人生の上書き保存までをしているところではないだろうか。
マルチで活躍するとは、マルチな情報をアップデートしていくだけでは物足りない。
それぞれの分野で生きている人達と交信し、人的活動を有機的に誘発するためには、マルチな人生を軽やかに語れる能力が必要となる。
リリー・フランキーの下ネタ&オナニー発言には、そういうクリエイティブな真の「上書き保存力」が秘められている。
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有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。