派遣斬り、派遣斬り・・・・という年末年始のニュースを繰り返し見ていたら、通称「5万回斬られた男・福本清三さん」のことを思い出した。 大ヒットした映画「ラスト・サムライ」で、主人公のトムクルーズを常に見張っている寡黙なサムライ役でブレイクした、もうすぐ66才という日本一の斬られ役である。 東映太秦映画村では福本さんの名を冠した時代劇ショーが上演されているくらい、知るヒトぞ知る存在である。
今回の不況・・・失業者170万人になるかと言われる日本。
短期的に「守られる」法律は、確かに必要ではある。
・・・がそれよりも、この混沌と、この屈辱の中に、希望を見いだすとしたら・・・
「人間にとって仕事とは何か」という根本の議論がされる機会が訪れたということだ。
法律は、
「約束の場所」を用意してはくれない。
日本を強くは、しない。
「屈辱の場所」を「約束の場所」に換えられるのは、自分である。
そんな個々の「仕事観」の束が、次の日本を強くする。
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有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。