消費者行動をON、OFF、ニュートラルという3つの状態と複数の消費者間におけるそれらの状態の相互作用について考えてみたい。
特別セールの案内を送って、来店を促し、さらに特価の限定プレミアム商品を購入して欲しい場合などがこの例に当てはまるであろう。
メッセージの送り手である消費者1は、消費者2には特別セールの案内を送て、限定プレミアム商品を買って欲しいが、消費者3には特別セールのことを知られたくないし、限定プレミアム商品の購入も望まない。一方で、誰とは特定出来ないが、消費者Xにはセールの案内を送って、商品を買って欲しいという場合があるだろう。
消費者1が消費者Xが誰なのかを知らない状況、あるいは消費者Xが商品を買ってくれたらうれしいのに、そのことに気付かない状況などを「消費者1の心のスイッチがニュートラルである」と表現している。
消費者3の例として、競合他社の調査員など、限定プレプレミアム商品を通常の使用目的以外の目的で不当に使用する人、あるいは、商品を悪用するであろう人などがあげられる。 (次回に続く)
【V.スピリット No.57より】
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
V.スピリット総集編3
2008.07.04
2008.07.04
2008.07.03
2008.07.03
2008.07.02
2008.07.02
2008.07.01
2008.06.26
2008.06.27