適性: 究極の競争力【1】

2008.05.30

ライフ・ソーシャル

適性: 究極の競争力【1】

猪熊 篤史

社会や企業において居場所や役割について考えたい。

適性とは、このような安定的、持続的な組織的活動の一部を適切に構成することである。原材料の仕入れを担当する人もいれば、製造工程で働く人、販売で活躍する人もいる。また、このような活動全体を統括したり、支援、管理するする人もいる。全体の活動における一部の過程ではなく、各過程における役割によってより細かく分類することもできる。例えば、製造工程においては加工、運搬、品質管理などの役割があるだろう。

このような社会、産業、企業、あるいは事業単位の組織的一連の活動(バリューチェーン)における細分化された過程や役割を適切に満たすもの、満たすことが『適性』だと言える。

それは特定の人物でないと決して務まらないような特殊なものではない。しかし、自分が適任だと思えるもので、他者が認め、一定以上の評価を与えるものでなければならない。また、それは決して固定的なものではない。

社会や企業など、組織における自分の居場所、あるいは、役割を見出すことが大切である。(次号に続く)

【V.スピリット No.32より】

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