日本人のノーベル賞連続受賞に沸く今こそ、日本の科学技術が抱える深刻な問題点と懸念を共有し、社会全体として次世代の「技術立国・日本」のための障害を取り除く努力をせねばならない。
ノーベル賞の受賞は、過去の成果を称えるものであると同時に、未来への責任を問いかける出来事でもある。受賞の喜びに沸く今こそ、私たちは日本の科学技術の未来像を真剣に考えねばならない。
自由な探究が尊ばれ、多様な若者が再び「研究者になりたい」と思える社会を取り戻すことができるかどうか。それこそが、次のノーベル賞を生み出す土壌を維持できるかどうかの分水嶺である。
日沖 博道(ひおき ひろみち):パスファインダーズ株式会社 代表取締役、経営戦略研究会「羅針盤倶楽部」コーディネーター&アドバイザー。
社会インフラ・制度
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パスファインダーズ株式会社 代表取締役 社長
「世界的戦略ファームのノウハウ」×「事業会社での事業開発実務」×「身銭での投資・起業経験」。 足掛け38年にわたりプライム上場企業を中心に300近いプロジェクトを主導。 ✅パスファインダーズ社は大企業・中堅企業向けの事業開発・事業戦略策定にフォーカスした戦略コンサルティング会社。AIとデータサイエンス技術によるDX化を支援する「ADXサービス」を展開中。https://www.pathfinders.co.jp/ ✅第二創業期の中小企業向けの経営戦略研究会『羅針盤倶楽部』を主宰。https://www.facebook.com/rashimbanclub/
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