/世界を大きさで計るデカルトは、幾何学を代数で解く解析幾何学を独力で拓いたが、ニュートンやライプニッツは、それによって微積分を確立したものの、中世的なエーテルと無限分割を引きずるデカルトを超え、力を実体単位とする万有引力とモナド、光粒子の近代の科学的世界観の扉を開けた。/
とにかく、デカルトの作った奇妙な合理主義は、ニュートンとライプニッツによってほぼ一掃されました。このようにして、私たちは支配的な神学を征服し、科学の時代に入りました。
純丘曜彰(すみおかてるあき)大阪芸術大学教授(哲学)/美術博士(東京藝術大学)、元ドイツマインツ大学客員教授(メディア学)、元テレビ朝日報道局ブレーン、東京大学卒。
哲学
2024.03.14
2024.05.29
2024.06.23
2024.08.05
2024.09.10
2024.09.14
2024.09.19
2024.09.22
2024.11.24
大阪芸術大学 哲学教授
美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。