都市部の住宅価格は買う人の年収から逆算して妥当とされるレベルをとっくに超えており、持続可能な価格レベルではない。「高値掴み」の悲劇を味わいたくなければ、冷静になって見送るのが賢明だろう。
つまり近い将来の金利上昇に怯えて、「今のうちに」と焦って無理な住宅購入に踏み切る必要性はほとんどない、ということが明らかなのだ。
また、価格が上がってきた状況を見て、「手が届かなくなる前に無理してでも買っておこう」と考えるのは賢明とは言えない(小生の友人2人がバブル崩壊前にこうした会話をしていたことを昨日のことのように思い出す。彼らは金融業界人にもかかわらず、「上がり過ぎたものはいずれ下がる」という相場の真実ではなく、当時皆が信じ込んでいた土地神話のほうに魅入られてしまったようだ)。
以上を総括すると、供給ボトルネックは多少あってもそれ以上に住宅需要は落ち込むため、住宅価格の「先高期待」というものは(バブル崩壊時と同様に)早晩剥げ落ちると考えられる。焦って「高値掴み」したくなければ、身の丈を超えた不合理な価格の物件には手を出さないことだ。社会インフラ・制度
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パスファインダーズ株式会社 代表取締役 社長
「世界的戦略ファームのノウハウ」×「事業会社での事業開発実務」×「身銭での投資・起業経験」。 足掛け38年にわたりプライム上場企業を中心に300近いプロジェクトを主導。 ✅パスファインダーズ社は大企業・中堅企業向けの事業開発・事業戦略策定にフォーカスした戦略コンサルティング会社。AIとデータサイエンス技術によるDX化を支援する「ADXサービス」を展開中。https://www.pathfinders.co.jp/ ✅中小企業向けの経営戦略研究会『羅針盤倶楽部』の運営事務局も務めています。https://www.facebook.com/rashimbanclub/
