営業プロセスとは、顧客との契約が成立するまでの最初から最後までの一連の流れのことだ。営業プロセスを可視化することで、営業課題の把握と改善策の立案や、営業効果の把握などが可能となる。そこで、本記事では、営業プロセスを見える化する方法、図解化する方法について解説する。
上記のように、各営業プロセスでどのような営業ツールを活用し、どんな方法で営業活動しているのか?をリストアップしてみよう。営業プロセスが標準化されている場合は、リストアップしやすいはずだ。逆に属人的に営業している場合は、各担当者にヒヤリングしないとわからないだろう。
各営業プロセスの具体的な営業活動やアプローチ方法のKPIを明確化
営業プロセス別の具体的な営業活動やアプローチ方法が明確になったら、KPIを設定する。KPIは具体的な営業活動やアプローチ方法によって変わるので、その内容を見ながら下記のように策定する。
上記では、各営業プロセス別に具体的な営業活動を見ながら、KPIを策定した例だ。ここまでできれば、営業プロセスのフロー図は概ね完成する。設定したKPIを数値化できれば、数値による営業プロセスの見える化も完成し、営業プロセスの課題の発見と改善策の立案に役立つ。
営業プロセスの作成用パワーポイントフォーマット
ご紹介した営業プロセスの作成を支援する「営業プロセスの作成用パワーポイントフォーマット」を用意した。今すぐにダウンロードできるので、御社の営業プロセス作成に活用していただけたら幸いだ。
営業プロセスの作成用パワーポイントフォーマット(パワーポイントでフォーマットを弊社のWEBサイトからフリーでDLできます)
以上、営業プロセスの作成方法について解説した。KPIを数値化することで、営業プロセスの課題になっている箇所を具体的に把握することも可能になるため、ぜひ一度プロセスの図解化に挑戦していただけたらと思う。
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営業戦略
2023.04.04
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株式会社ALUHA 代表取締役社長
BtoBマーケティングコンサルティングを展開。大手IT企業、製造業を中心に、伴走型コンサルティングを展開中。リソースを効率的に活用し、最小限の工数で効果を最大化するコンサルが得意