/仮想現実以前に、日常で「現実」としているものからして、どれもこれも空のキャラメル箱のように、外面だけあって中身が無い。そして、ニセモノほど、人を騙すためにホンモノ以上にホンモノのような体裁だ。肉には筋があり、魚には骨がある。良薬は苦く、善言は厳しい。仕事と生活、苦労と幸福は、いつも表裏一体。真相は難解で、人間は複雑だ。中身が詰まっている、とは、そういうこと。/
肉には筋があり、魚には骨がある。良薬は苦く、善言は厳しい。仕事と生活、苦労と幸福は、いつも表裏一体。真相は難解で、人間は複雑だ。中身が詰まっている、とは、そういうこと。いいとこ取りなど、できはしない。
(by Univ.-Prof.Dr. Teruaki Georges Sumioka. 大阪芸術大学芸術学部哲学教授、東京大学卒、文学修士(東京大学)、美術博士(東京藝術大学)、元テレビ朝日報道局『朝まで生テレビ!』ブレイン。専門は哲学、メディア文化論。最近の活動に 純丘先生の1分哲学vol.1 などがある。)
哲学
2017.11.19
2017.11.22
2017.12.31
2018.06.03
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2018.10.02
2018.10.16
2018.10.23
大阪芸術大学 哲学教授
美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。