リアリティの喪失:近代の哲学と現代の日常

画像: photo AC: acwork さん

2018.09.18

ライフ・ソーシャル

リアリティの喪失:近代の哲学と現代の日常

純丘曜彰 教授博士
大阪芸術大学 哲学教授

/仮想現実以前に、日常で「現実」としているものからして、どれもこれも空のキャラメル箱のように、外面だけあって中身が無い。そして、ニセモノほど、人を騙すためにホンモノ以上にホンモノのような体裁だ。肉には筋があり、魚には骨がある。良薬は苦く、善言は厳しい。仕事と生活、苦労と幸福は、いつも表裏一体。真相は難解で、人間は複雑だ。中身が詰まっている、とは、そういうこと。/

肉には筋があり、魚には骨がある。良薬は苦く、善言は厳しい。仕事と生活、苦労と幸福は、いつも表裏一体。真相は難解で、人間は複雑だ。中身が詰まっている、とは、そういうこと。いいとこ取りなど、できはしない。


by Univ.-Prof.Dr. Teruaki Georges Sumioka. 大阪芸術大学芸術学部哲学教授、東京大学卒、文学修士(東京大学)、美術博士(東京藝術大学)、元テレビ朝日報道局『朝まで生テレビ!』ブレイン。専門は哲学、メディア文化論。最近の活動に 純丘先生の1分哲学vol.1 などがある。)


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純丘曜彰 教授博士

大阪芸術大学 哲学教授

美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。

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