今日は何の日 7月24日は土用の丑の日

画像: hirotomo t

2015.07.24

ライフ・ソーシャル

今日は何の日 7月24日は土用の丑の日

INSIGHT NOW! 編集部
インサイトナウ株式会社

土用の丑の日にウナギを食べるのは江戸時代の語呂合わせマーケティングに過ぎません。絶滅危惧種を食べるかわりに蒲焼きのタレで豚丼でもいかがですか。

今年の夏の「土用の丑の日」は今日7月24日と8月5日と2回あります。立秋の前の18日間を「土用」というのですが、今年の暦だと丑の日が2回あるからです。

この夏の土用の丑の日にウナギを食べるという習慣は、もともとは江戸時代の発明王、平賀源内が考えたウナギ屋のマーケティングでした。うなぎは本来、を冬が旬の食べ物であったため、夏場は売れずにうなぎ屋が困っていたのを、平賀源内が助けたという話が伝説となって伝わっています。

「丑の日にちなんで、”う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」 という当時の風習を利用して、うなぎ屋に「本日丑の日」という張り紙をしたら、どんどん人が来たというのがはじまりだったそうです。頭のいい平賀源内が、語呂合わせのゲン担ぎをうまく利用したのですね。こうしてうなぎは夏場に多く食べられるようになりました。

けれど、2010年にヨーロッパウナギが、2014年には二ホンウナギが絶滅危惧種に認定されました。深海で産卵し、回遊するウナギはくわしい生態がまだわからないため、稚魚を捕獲してきて育てることを養殖と言っています。養殖だから保護になっているわけではないのです。

うなぎの蒲焼きはたしかに美味しいですが、よくよく考えれば、あの美味しさの半分はあのタレの味と香りであるような気がします。同じように思う人が多いらしく、COOKPADなどでも蒲焼きのタレを使ったアレンジ料理がたくさん紹介されています。

今年の夏は絶滅危惧種を食べるのはやめにして、蒲焼きのタレで作る豚丼や鳥丼、イワシの蒲焼きを試してみてはいかがでしょうか。

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