なぜ今日が下駄の日なのでしょう。たまには足を解放して下駄をはいてみたらいかがですか。
今日7月22日は下駄の日です。
1991年に全国木製はきもの業組合連合会が制定しました。昔は男物の下駄は7寸7分、女物の下駄は7寸7分とサイズが決まっていました。その7寸から7月を、下駄の足跡が漢字の「二二」に見えることから22日を下駄の日としたそうです。
いまや普段、下駄をはく人はほとんどみかけません。下駄をはくのは花火大会や夏祭りでゆかたを着たときくらいではないでしょうか。
たまにゆかたを着て下駄をはくと、なんとも清々しい気持ちになります。素足に木のはき心地もよく、下駄の足音が響くと和の風情が広がり、良い気分に浸れます。
現代人の足指は普段、靴という窮屈なものの中に押し込められていて、本来の能力を失いつつあります。
多くの人が気が付かないうちに「浮き指」という、地面から足指が浮いた状態で立ち歩きをしていて、ひざ通や腰痛の原因となっているとも言われています。下駄のような足指を広げてはくはきものは、この浮き指の改善にも役立ちます。
せっかくの暑い夏。窮屈な靴から足を解放して、カランコロンと下駄をはいてみてはいかがでしょう。彼女のゆかた姿に合わせて、ゆかたを着るのは大変ですが、Tシャツに短パンでも下駄をはいてみましょう。
歩き方がだらしなく見えるビーチサンダルやクロックスより、5割増しかっこよく見える、かもしれません。
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