昭和は、会社が人生だった。 平成は、会社に不安を抱えた。 令和は、会社を使う。 では、次の30年はどうなるのか。 会社は消えるのか? 答えはNOだ。 だが、今の形のままではいられない。
昭和は、会社が人生だった。
平成は、会社に不安を抱えた。
令和は、会社を使う。
では、次の30年はどうなるのか。
会社は消えるのか?
答えはNOだ。
だが、今の形のままではいられない。
■ すでに壊れ始めている前提
ここまでの連載で見てきたもの。
・終身雇用の揺らぎ
・年功序列の崩壊
・副業解禁
・転職一般化
・生成AIの台頭
・成功の分散化
これらはバラバラに見えるが、
一本の線でつながっている。
会社という仕組みの再設計。
■ AIは仕事を奪うのか?
よくある問いだ。
だが本質はそこではない。
AIが奪うのは「作業」。
奪われにくいのは
・意思決定
・責任
・関係構築
・創造的統合
昭和は肉体労働中心。
平成は情報処理中心。
令和は判断中心。
次の30年は、
「人間である意味」が問われる。
■ 壊れる可能性が高いもの
① 定年という概念
人生100年時代。
60歳で線を引く合理性は薄い。
すでに再雇用制度、継続雇用が一般化。
年齢ではなく、能力基準へ。
② 正社員という境界
フルタイム固定型は減る可能性。
プロジェクト単位契約。
複数社所属。
ギグワーク拡大。
会社員とフリーランスの境界が曖昧になる。
③ 出社前提文化
リモート定着。
オフィス縮小。
地方移住増加。
働く場所が固定されない。
④ 会社=アイデンティティ
昭和は会社名が自己紹介だった。
令和はスキルや実績が自己紹介。
次は、
「何を創れる人か」
になる可能性が高い。
■ 変わらないものもある
だが、すべてが消えるわけではない。
・組織の力
・分業の効率
・信用の担保
・社会保障機能
大規模プロジェクトは個人ではできない。
会社は残る。
だが、神ではない。
■ 次のキーワードは「共創」
昭和は組織内競争。
平成は市場競争。
令和は個人競争。
次は、
企業×個人の共創。
社員でもあり、外部プレイヤーでもある。
一社専属ではない関わり方。
会社は「囲う場」から「つながる場」へ。
■ 世代が未来をどう見るか
昭和世代
「会社は必要だ」
平成世代
「会社は不安定だ」
令和世代
「会社は選択肢だ」
次世代はこう言うかもしれない。
「会社はプラットフォームだ」
■ 最後に
50年で壊れたのは、
・雇用の前提
・お金の前提
・成功の前提
・家族の前提
そして、
「会社=人生」という前提。
だが会社は消えない。
形を変える。
問題は、どの時代の前提で自分を設計するかだ。
昭和の成功体験か。
平成の不安か。
令和の合理か。
それとも次の構造か。
あなたは、どのOSで生きるだろうか。
【連載】時代でビジネスはどう変わったのか?
2026.03.26
2026.03.30
人材育成コンサルタント、シニアインストラクター
● 人材育成、DX・IT、コンサル、マーケの経験を踏まえて、人材教育の新たなアプローチを探求中 明大法なのに齋藤孝ゼミ🤣 教免3種ホルダー イノベーション融合学会専務理事 教育研究家、モノカキの時は、「富士 翔大郎」と言います。天才トム・ショルツの「BOSTON」と「マニュアル車」「海外ドラマ」をこよなく愛する静岡県民
フォローして富士 翔大郎の新着記事を受け取る