ミーティングの付加価値

画像: U.S. Department of Agriculture

2016.02.23

仕事術

ミーティングの付加価値

泉本 行志
株式会社アウトブレイン 代表取締役

「一度打ち合わせをしましょう」 そう誘われ参加したミーティング。 そのミーティングの時間が 「すごく生産的で意味があった!」と思うこともあれば、 「まあやらないよりは、やってよかったけど・・」程度のもの、 あるいは 「時間の無駄どころか、やらない方がお互いのためだった・・」 というときもあります。

だいたい、何か気になることが発生すると、すぐに

「まずミーティングをセットしましょう」
と言い出す人のミーティングは要注意。
何の準備も整理もなく、やるだけやって、やりっぱなし。
何のアウトプットもなし。ミーティングメモも出てこない。

これでは、ただ人の時間を奪うだけ。

そのミーティングがたとえオフィシャルなものではなく、
二人だけでの打ち合わせだったとしても、
その時間を使った限り、何かしらの成果・アウトプットがあってしかり。

ミーティング時に話をして、「分かった、理解し合えた」
と思って、それで終わりというのは、甘いと思います。

話し合い・議論して決めたこと、今後検討すべきことなどを
文字に起こして両者できっちり認識を合わせながら、仕事を進めていく。

アウトプットがなければミーティングして話したことなど、
すぐ風化してどっかへ消えていってしまいます。
後々のトラブルの元にもなり得ます。

ミーティングの価値は、その最中よりむしろ、
そのあとに、どんなアウトプットを作るかで決まる。
それはメールに箇条書きで書いた簡単なメモでも構わない。

・決定事項
・アクション(担当者・期限)
・NEXT STEP

これだけでいい。

ここを横着・省略すると、何も進まず、何も得ることはない。

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