採用候補者の潜在能力を推し量れる「コンピテンシー面接」

画像: HRレビュー

2015.10.14

組織・人材

採用候補者の潜在能力を推し量れる「コンピテンシー面接」

HRレビュー 編集部
株式会社ビズリーチ

短い時間で候補者の能力を多角的に見極めなければならない採用面接。 経験の浅い面接官も、経験豊かな面接官と同様の評価ができるようになれば、採用における評価のブレは発生しづらくなります。 「コンピテンシー面接」は、面接の評価のブレを少なくし、見込み違いの発生を防ぐのに有効な面接手法です。

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「一般的な面接」と「コンピテンシー面接」の違い

具体的に「一般的な面接」と「コンピテンシー面接」の違いを表で整理して見てみましょう。

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まとめ

あらためて「コンピテンシー面接」のメリットを以下にまとめます。貴社の状況に合わせて利用してみてください。

【コンピテンシー面接のメリット】

  • 候補者の経験談から、自社で活躍できる潜在能力があるかどうかを見極められる
  • 若手から経験豊富な人材まで幅広く活用できる
  • 質問に対して候補者がうそをつきにくいため、素の実力がわかりやすい。特に若手人材の面接の際にありがちな、成果の誇張を見抜くことができる
  • どの面接官でも同じ手順、同じ評価基準で実施できるため、客観的評価を行いやすい

<参考>「コンピテンシー面接」の質問方法は、Googleも実践する「行動面接」の質問方法と同じ

候補者の過去の取り組みについて質問を重ねて細かく聞き出す「コンピテンシー面接」のアプローチは、Googleで採用している面接方法「構造化面接法※」のなかの一つ、「行動面接(STAR面接)」と基本的な骨格は変わりません。

(※構造化面接法=マニュアルに沿って実施することで、誰が面接官を務めても面接の評価が安定しやすい面接手法)

「行動面接」では、当時の状況(Situation)において、そのとき抱えていた課題(Task)に対して、どのような行動(Action)をとり、どのような成果(Result)を出したのかについて、面接官は「STAR」の順に質問を重ねて掘り下げていきます。「コンピテンシー面接」でも同様の手順で質問を行うことで、面接官ごとの評価のバラつきを最小限にし、客観的な評価を得ることが可能です。それぞれの質問例は、下記のリンク先の記事で詳しく紹介しています。

関連記事:Googleも採用!採用ミスマッチを防ぐ「構造化面接法」を実践するための3つの重要ポイント

(文:HRレビュー編集部:高梨茂)


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