2015年に発売された人事、経営に関連する書籍を「HRレビュー編集部おすすめ」「採用」「人材育成/マネジメント」「人事制度」「経営/戦略」「番外編」のカテゴリーに分類し、まとめました。2015年の人事関連・経営書のトレンドをしっかりおさえて、年末年始に読破する本選びの参考としてぜひご活用ください。
経営人事ノート――「人」と「企業」を強くする人事制度構築
著:二宮 靖志
出版社:日経BPコンサルティング
発売日:2015年12月
経営と人事を強くつなぐ「経営人事」がテーマの本書。人の処遇を決する人事制度は、企業の成長を左右する重要な存在ですが、経営の前線では人事の仕事が実務作業として処理されるにとどまり、企業の底力を引き上げるだけの効果を生んでいない実態があります。「人の成長を方向づける等級昇格制度」「仕事への貢献を引き出す評価制度」「人の成長を認め、仕事の貢献に報いる報酬制度」を機能させるにはどうすべきかが解説されています。
実践 人事制度改革(労政時報選書)
著:労務行政研究所
出版社:労務行政
発売日:2015年2月
脱年功、成果重視の制度改定――貴社の人事制度は機能しているでしょうか。本書では、5~10年先を見据えた「今、見直すべき」ポイントを解説しています。「非金銭的報酬で従業員のモチベーションを高めるには」「年功的な昇給・昇格運用を改め、人件費を適正にコントロールするには」など、要員適正化や世代別人事マネジメント、幹部育成について、7つのテーマとケーススタディで制度の見直しや運用の実務をサポートしてくれる一冊。
人事の超プロが明かす評価基準――「できる人」と「認められる人」はどこが違うのか
著:西尾 太
出版社:三笠書房
発売日:2015年11月
人事のコンストラクターでもある著者は、人事制度とは人を裁くためのものではなく、個々人の能力を伸ばす「人を成長させる仕組み」であると説きます。本書は、あらゆる企業に共通する普遍的な「評価基準」を具体的に示し、徹底的に解説しています。
図解 人事労務担当のための雇用と労働の基本ルールがよくわかる本
著:みずほ総合研究所ほか
出版社:東洋経済新報社
発売日:2015年10月
本書は、初めて人事労務担当になったビジネスパーソンを対象に、最低限押さえておきたい人事労務関連の基本ルールのポイントを、採用から定年まで、50のテーマを通じて学べる構成になっています。「働き方の多様化・労働時間」「仕事と家庭の両立支援・健康」「福利厚生制度・年金」「職場の問題と紛争解決」「安倍政権の成長戦略」を、分かりやすく解説します。
税務・経理・人事ハンドブック 2016年度版
著:DHB制作委員会
出版社:シーアンドアール研究所
発売日:2015年12月
本書では、見やすさや分かりやすさを意識したレイアウトで税務・会計・人事・総務・法務などの各種情報を提供しています。税理士や社会保険労務士などの専門家から中小企業の総務・経理担当、個人事業主までに向けた一冊。 2016年度版では、マイナンバー制度やふるさと納税、労働者派遣法の改正などについて加えられています。
ドキュメント パナソニック人事抗争史
著:岩瀬 達哉
出版社:講談社
発売日:2015年4月
日本を代表する大手総合電機メーカー、パナソニック(旧松下電器産業)が過去約20年にわたって経営不振に苦しまねばならなかった原因は、ひとえに「人事の乱れ」によるものとして、その人事抗争史の知られざる舞台裏を克明に描いた一冊。人事がおかしくなるとき、会社もおかしくなる。名門松下電器の裏側が、元役員たちの実名証言によって明らかになります。
「変革型人事」入門
著:グロービス経営大学院
出版社:労務行政
発売日:2015年3月
高齢化と労働力不足という制約条件を抱えながら、グローバル化をさらに加速し、イノベーションを推進していくためには、人事部門には変革を主導する「攻め」のリーダーシップが期待されています。経営の全体を俯瞰的にとらえ、人と組織を企業の成長にどう生かしていくべきか。豊富なカリキュラムを展開するグロービス経営大学院の講師陣が、必須の知識と思考法を解説します。
人材育成
2015.11.04
2015.11.11
2015.12.10
2015.12.16
2016.02.18
2016.03.09