2015年に発売された人事、経営に関連する書籍を「HRレビュー編集部おすすめ」「採用」「人材育成/マネジメント」「人事制度」「経営/戦略」「番外編」のカテゴリーに分類し、まとめました。2015年の人事関連・経営書のトレンドをしっかりおさえて、年末年始に読破する本選びの参考としてぜひご活用ください。
21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由
著:佐宗 邦威
出版社:クロスメディア・パブリッシング
発売日:2015年8月
スタンフォードやハーバードなど、米国MBAトップスクールで人気が高まっている「デザイン」の授業。経営環境が大きく変化する現代のビジネスには、デザイナーのように課題を独自の視点で発見し、創造的に解決する「デザイン思考」の実践によるイノベーションの創出が求められます。本書では、P&Gマーケター出身の著者が、自身のデザインスクールでの留学やソニーで全社の新規事業創出を手掛けた経験から、「デザイン思考」を実践するための方法を紹介しています。
HARD THINGS
著:ベン・ホロウィッツ、小澤隆生ほか
出版社:日経BP社
発売日:2015年4月
強力なライバルからの反撃、会社売却、起業、急成長、資金ショート、無理な上場、出張中の妻の呼吸停止、バブル崩壊、株価急落、最大顧客の倒産、売上9割を占める顧客の解約危機、3度のレイオフ、上場廃止の危機。シリコンバレーのスター経営者に慕われる最強投資家が実際に体験した壮絶すぎる困難(ハード・シングス)とそこからの教訓、アドバイスが詰まった一冊。
オープン・イノベーションの教科書
著:星野 達也
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2015年2月
自前主義を貫くのか、外部の叡智を生かすのか。生き残りを賭けた岐路に立たされている日本企業。その救世主として注目を浴びるのが「オープン・イノベーション」です。東レ、デンソー、帝人、味の素、大阪ガスからフィリップス、P&G、GEまで、国内外の成長企業が実行する新戦略を紹介します。
競争しない競争戦略-消耗戦から脱する3つの選択-
著:山田 英夫
出版社:日本経済新聞出版社
発売日:2015年3月
国内では激しい同質競争で疲弊し、グローバルでは新興国企業にコスト競争をしかけられ、利益率の低下に直面している日本企業。しかし、やみくもに売上やシェアを増やさなくても、競争しない状態をつくることによって、利益率を高めている企業があります。具体的な方法として、「ニッチ戦略」「不協和(ジレンマ)戦略」「協調戦略」の3つに整理し、その戦略を50社以上の企業事例をもとに、実践的に解説しています。
ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学
著:入山 章栄
出版社:日経BP社
発売日:2015年11月
「ビジネススクールで学べる経営学は、最先端からかけ離れている」。米国で10年にわたり経営学研究に携わってきた日本人学者である著者が世界最先端の経営学から得られるビジネスの見方を、日本企業の事例も豊富にまじえながら分かりやすく紹介しています。
ヘッドハンターだけが知っている プロ経営者の仕事術
著:古田 英明
出版社:新潮社
発売日:2015年11月
LIXIL、資生堂、武田薬品工業、サントリー、巨大企業が相次いで外部から経営のプロフェッショナルを招き、生き残りをかけた大胆な変革を託しています。時代の最先端を行く彼らのリーダーシップと仕事術を、25年もの間2,000人以上のエグゼクティブを見定めてきたヘッドハンターである著者が解説します。
モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
著:ダニエル・ピンク、大前 研一
出版社:講談社
発売日:2015年11月
本書では、社会にもコンピューター同様、人を動かすための基本ソフト(OS)があり、自分の内面から湧き出る「やる気!」に基づくOS「モチベーション3.0」にアップグレードする時代が到来したといっています。ダニエル・ピンクが、組織を強化し、人生を高め、よりよい世界をつくるため、科学の知識とビジネスの現場の間に横たわるギャップを埋める方法を紹介します。
全員経営-自律分散イノベーション企業 成功の本質
著:野中 郁次郎、 勝見 明
出版社:日本経済新聞出版社
発売日:2015年1月
JAL、ヤマト運輸、セブン&アイなど、V字回復・高収益企業の共通点は、社員一人一人の自律的思考でした。個人の経験主義から全員が仕組みで動く風土に変革し復活した無印良品、社員の管理を極力排除し内面的動機付けで高収益を上げ続ける未来工業。「全員経営」で成功を遂げた企業の組織形態や人材育成法を、ドキュメンタリー形式の「物語編」と、経営講義形式の「解釈編」で詳細に解き明かしていきます。
人材育成
2015.11.04
2015.11.11
2015.12.10
2015.12.16
2016.02.18
2016.03.09