コンセプチュアル思考〈第24回〉 コンセプトの精錬法[6]~喩え

画像: Career Portrait Consulting

2017.03.29

組織・人材

コンセプチュアル思考〈第24回〉 コンセプトの精錬法[6]~喩え

村山 昇
キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

概念を起こす力・意味を与える力・観をつくる力を養う『コンセプチュアル思考』のウェブ講義シリーズ


1つは〈inside→out〉で、内側につかんだ本質を、何かになぞらえて外側に表現しようとする思考。

もう1つは〈outside→in〉。外側に表れた形態を凝視し、何かに見立てることで、内側にひそむ本質に迫ろうとする思考です。

物事を直接的に見たり説明したりして把握するのではなく、喩えを通して把握する。これは、ロジカル思考でもなく、デザイン思考でもなく、コンセプチュアル思考が担う分野のものです。なお、比喩や見立ては「コンセプチュアル思考」の基本スキルの3番目「類推」に関連しています。



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村山 昇

キャリア・ポートレート コンサルティング 代表

人財教育コンサルタント・概念工作家。 『プロフェッショナルシップ研修』(一個のプロとしての意識基盤をつくる教育プログラム)はじめ「コンセプチュアル思考研修」、管理職研修、キャリア開発研修などのジャンルで企業内研修を行なう。「働くこと・仕事」の本質をつかむ哲学的なアプローチを志向している。

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