今回は新しくメルマガの担当になった新任者に向けて、メルマガの構造について今一度確認してみます。
今回は新しくメルマガの担当になった新任者に向けて、メルマガの構造について今一度確認してみます。
結論から言うと、メルマガの構造は主に以下の6つに分かれます。
- Fromアドレス
- Reply-to
- 件名
- ヘッダー
- コンテンツ
- フッター
それぞれ、役割を図にまとめました。
●Fromアドレス
@マークのついたメールアドレスをそのまま出すのは長ったらしいので、任意の名称に変えることができます。それがFromアドレスです。たとえば「~~~~@experian.com」という名称を、「エクスペリアンジャパン株式会社」にしたり、「エクスペリアン吉澤」にしたり、自由に変えることができます。
どこからのメールなのか、身元を明らかにすることはとても大切なことです。特に、迷惑メールはFromアドレスをつけずにメールアドレスのまま送ることが多いので、混合されないように、きちんとFromアドレスを設定してください。
●Reply-to
これはメールシステム特有の機能です。受信した人が何か問い合わせをしようと返信する際に、その返信先をFromアドレスとは別のアドレスに変更することが可能なのです。
これはどういう用途で使われるのでしょうか?ごく一般的な例としては、あて先を管理する部門と問い合わせを受ける部門が分かれている、などです。問い合わせを受ける場合、サポートセンターやコールセンターなど、専門のチームがありますよね。「何か問い合わせがあったらここにおねがいね」というのがこのReply-toです。Fromアドレスに設定したメールアドレスが送信専用で、返信が来てもだれも受け取れないというケースもあるので、注意しておいてください。
●件名
昔からメールをする時に使ってるのがこの「件名」です。ここは言わずもがなですよね。件名の良し悪しが、開封率に大きく影響します。従って、メールマーケターたちは件名のABテストなどを繰り返し行います。ひとつテクニックというか、コツを教えましょう。
件名を考える際は、ぜひ「Fromアドレス」にも注目してください。たとえば件名に、「エクスペリアンジャパンからのお知らせ!HTMLメール専用CMS Lynxがバージョンアップしました!」という出だしで配信したとします。すると受信した人は、こう見えています。
From:エクスペリアンジャパン株式会社
Subject:エクスペリアンジャパンからのお知らせ!・・・・
件名は、メーラーによって異なりますが、全角18文字以内に訴求したい内容を入れるのがおすすめです。なぜなら、それ以降の文字は上の例のように、「・・・」で省略されたり、そもそもカットされることがあるからです。しかもこの例の場合、Fromアドレスですでに会社名が表示されているにも関わらず、件名にも表示されてしまっています。非常にもったいない使い方ですよね。
メールマーケティング
2016.05.12
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チーターデジタル 株式会社
チーターデジタル株式会社
1999年12月設立。グローバルでクロスチャネルマーケティング支援を行うチーターデジタルグループとしての強みと、日本国内での累計5,300社以上の取引実績を生かし、マーケティングサービスを軸に事業を展開。マーケティングオートメーションやメールマーケティングソリューション、およびそれらに関連するコンサルティングサービス・導入支援・業務分析などを提供しています。