2016.05.24
メルマガの「開封率」を上げるには「本屋さん」に行け!両者の意外な関係とは?
チーターデジタル 株式会社
チーターデジタル株式会社
メルマガは作って配信して終わりではありません。効果的なメールマーケティング施策を実現するためには、目標・目的に合わせた効果指標を設定し、正しくPDCAサイクルを回していく必要があります。メルマガの効果指標として見るべき数値には様々ありますが、今回は中でも重要な指標の一つとされる「開封率」のお話です。
メルマガの「効果指標」と聞いて思い浮かぶものといえば何でしょうか? ポピュラーなところでは「開封率」「クリック率」「コンバージョン率」、この3つあたりでしょうか。
他にも「退会率」や「配信成功率」など、見るべき指標はたくさんあるのですが、今回はその中でも特に重要な「開封率」にポイントを絞ってお話ししたいと思います。
そもそもなぜ開封率を重要視するのか?
その答えは案外簡単です。どんなにすばらしいメールマーケティングの施策を立て、どんなにすばらしい受け先のランディングページを作成し、どんなにすばらしいコンテンツを配信したとしても、そもそもメルマガを読んでもらわないことには何も始まらないからです。
そして、メルマガを読んでもらうためには、まずはメールを開いてもらわないといけないからです。
メルマガのファネルの基本構造を図にあらわすと以下のようなイメージになります。当たり前の話ですが、最終的なコンバージョンポイントに近づくにつれて、対象者はどんどん絞られていくことになりますね。
購買や資料請求などの最終的なコンバージョンを達成するためには、メルマガ読者をWeb上にあるランディングページなどに誘導する必要があります。
誘導するためには、内容に興味を持ってもらう、つまりクリックしてもらう必要があります。クリックしてもらうためには、まずはメールを開いて中身を見てもらわないと始まりません。
つまり、メルマガからのコンバージョンを目指すには、「開封」こそがスタートと言っても過言ではないでしょう。
では、ひとりでも多くの人にメールを「開封」してもらうには、どういう工夫が必要なのでしょうか。
開封率に影響を与える要素とは
メールの開封率に影響を与える要素はいくつかあります。例えば<セグメント>や<配信タイミング>などです。
<セグメント>について言えば、そもそも興味のある人に興味のあるコンテンツを送らなければ、当然見向きもされないでしょうから、開封に影響がありそうだというのが分かりやすいですね。
<配信タイミング>について言えば、通勤中やお昼休憩中、買い物の意欲が高まる金曜や土曜の昼など、開封されやすい時間帯や曜日がありそうなことは想像しやすいかと思います。
また、直接的に開封率に影響を与えるというわけではありませんが、<配信頻度>も重要です。あまりに多く配信し続けると、ユーザーに嫌がられ退会されるリスクが高まるからです(かといって送り過ぎないと忘れられてしまう可能性もあるため、微妙なバランスが必要なのですが……)。
これらの要素はいずれも業種業態などによって変わってきますので、自社にあったセグメントや配信タイミング、配信頻度を見極めるにはABテストなどで検証するといいでしょう。
今回は改善しやすい<件名>を取り上げます。
そして今回、注目したい&改善しやすい要素として取り上げたいのが<件名>です。メールを開封する前に、受信者は必ずと言っていいほど件名に目を通しますよね。
普段の企業内のメールのやりとりでも同様だと思います。「資料送付」とか、「○○さん歓迎会のお知らせ」とかメールの内容を一言で分かりやすく表現するキーワードを入れることが多いはずです。
メルマガも同様です。例えば……
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チーターデジタル 株式会社
チーターデジタル株式会社
1999年12月設立。グローバルでクロスチャネルマーケティング支援を行うチーターデジタルグループとしての強みと、日本国内での累計5,300社以上の取引実績を生かし、マーケティングサービスを軸に事業を展開。マーケティングオートメーションやメールマーケティングソリューション、およびそれらに関連するコンサルティングサービス・導入支援・業務分析などを提供しています。