今回は新しくメルマガの担当になった新任者に向けて、メルマガの構造について今一度確認してみます。
Fromアドレスで企業名やサービス名が入っていれば、件名に必ずしもそれらを付ける必要はないのです。それよりも、「○○%OFF」とか「本日オープン!」といった、キャッチーな言葉を冒頭にもってきて、魅力的なキャッチコピーに仕上げましょう。
●ヘッダー
ヘッダーは、メルマガを開封した人が一番最初に目に付く部分です。ここには、企業ロゴやメルマガの媒体名、メニューバーなどいわゆる「名詞」代わりになる部分です。どこの誰が、どういう内容を配信しているのかを伝える重要なエリアです。誇張する必要はありませんが、「私はこういうものです」というメッセージを最初に伝えることが必要です。そうでないと、信頼されませんから。
●コンテンツエリア
ここが最も腕の見せ所の部分です。キャンペーンの詳しい内容など、訴求したいことを自由に書けるエリアです。しかし、どのように打ち出すかは目的によって変わってきますので注意してください。
例えば、とにかく読んでもらうことが目的であれば、たくさんの情報を詰め込んでいいと思いますが、目的が「WEBサイトに飛ばしたい」「WEBサイトから購入してもらいたい」ということであれば、あまりたくさんの情報をメルマガに詰め込むよりは、ちょい見せだけして、「詳しくはWEBで」としたほうが手っ取り早いですよね。
いかにして目的を達成できるか。それはこのコンテンツエリアの設計に大きく関わってきます。上記の例のようなテクニックもそうですが、デザインのクオリティ、受信したユーザーとメッセージの関連性、その企業のブランド、世界観、様々な要素がこのエリアを定義付けします。
●フッター
ここは、いわゆる「締め」の部分です。企業名、発行者、問い合わせ先、著作権に関する文言など、重要な情報を締めの挨拶代わりに入れておきましょう。ただ1点重要なこととして、メルマガ退会フォームへのリンクは必ず入れておきましょう。これは「オプトアウト」といって、メルマガを送る場合は必須の部分です。
いかがでしたでしょうか?こうしてみると、それぞれ様々な役割をもっていることがわかりますね。改めて再確認して、メールマーケティングに取り掛かってください。
メールマーケティング
2016.05.12
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チーターデジタル 株式会社
チーターデジタル株式会社
1999年12月設立。グローバルでクロスチャネルマーケティング支援を行うチーターデジタルグループとしての強みと、日本国内での累計5,300社以上の取引実績を生かし、マーケティングサービスを軸に事業を展開。マーケティングオートメーションやメールマーケティングソリューション、およびそれらに関連するコンサルティングサービス・導入支援・業務分析などを提供しています。