2016.08.15
愛犬・愛猫の長生きの秘訣とは…?「うちの子に嫌われないホームデンタルケア」~歯ブラシを使ってケアをするまでの4つの段階~
武田 真優子
つむぎペットケア 老犬介護スペシャリスト/もふもふ認定動物看護師
3歳以上のイヌ・ネコの80%以上が「歯周病予備軍」といわれています。この予防には歯磨きはじめ「ホームデンタルケア」が大切です。今日は、”うちの子”に歯ブラシを使ってケアするまでの段階を、お伝えします。
あなたの”うちの子”、ホームデンタルケアしていますか?
ホームデンタルケアは、やろうと思ったその日から始めることが出来ますが、いきなり歯ブラシを口に突っ込むことは避けてください。二度とさせてくれなくなる場合があります。
何事もはじめが肝心です。ほんの少しずつ、少しずつ続けることが大切です。
■歯ブラシを使えるようになるまでの4段階と詳細説明を書きます
①口の周りを触られることに慣らす
②口の中に指を入れてみる
③ガーゼを使ってみる
④歯ブラシを使って磨く
①口の周りを触られることに慣らす
嫌がらないように、ちいさくちいさく慣れさせる。もっとも時間をかけたい段階です。
口の周りを触って嫌がらなければ、ほめて、大好きなおやつを与える。この繰り返しで、できることを増やしてゆきましょう。
②口の中に指を入れてみる
あなたの”うちの子”の歯並びがどうなっているかを確認しましょう。
短頭種(シーズー、パグ、ブルドッグなど)は、アンダーバイトといって、かみ合わせが反対咬合(受け口)なっていることが正しいのですが、それゆえ、歯並びがかなり複雑です。”うちの子”の歯並びを知り、それに合わせて優しく歯ブラシを当てるための段階です。
次のページ③ガーゼを使ってみる
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
「うちの子に嫌われないホームデンタルケア」の基本とコツ
武田 真優子
つむぎペットケア 老犬介護スペシャリスト/もふもふ認定動物看護師
ペットホスピスをつくるために地方移住予定/うさぎと暮らすペットヘルパー/認定動物看護師。老齢動物介護/グリーフケア/ペットマッサージ