北海道の爽やかな初夏を思わせるペパーミント。産地である北海道北見市まちづくり研究会が制定しました。
今日、6月20日は「ペパーミントの日」です。
ペパーミントの一種であるハッカの産地、北海道北見市のまちおこしで制定されました。20日=ハツカの語呂合わせなので、実は毎月20日は「ハッカの日」なのですが、特に6月の北海道の爽やかさがハッカそのもののようだということで、6月20日を「ペパーミントの日」としたそうです。ちなみに、ペパーの付かない「ミントの日」は3月10日です。
ペパーミントはメントール系の香りが強く、ガムや歯みがき剤などによく使われるハーブです。メントールが強いので、ハーブティーにしたり、お湯にペパーミントオイルをたらしたりして、湯気を吸引すると鼻づまりがやわらぎます。鼻づまりに効くだけでなく、風邪の予防にもなるそうです。また、強い刺激で眠気も吹き飛ぶので、集中力を高めたいときや眠気覚ましにも、ペパーミントのアロマは効果的です。同じミント類でも、スペアミントの方が香りは穏やかなので、ミントをたっぷり入れるカクテルのモヒートにはスペアミントが使われることが多いようです。
ミント類はプランターなどでも簡単に育てられ、摘み取ってもすぐに出てくるので、家でハーブティーやお菓子作りを楽しむにはもってこいの植物です。ただし、ミント類は非常に繁殖力が強いため、うっかり花壇などに植えると、あっという間に他の植物を駆逐して生い茂ってしまいます。園芸を楽しまれる方にとっては、ミントはドクダミと同じくらい植えてはいけない植物です。ミントには地下茎があって、一節でも地下茎が残っていれば、どんどんと芽を出し伸びていきます。庭がミントに占領されないように気を付けましょう。
「ペパーミントの日」を制定した北見は、北海道の東側、網走の隣にあります。オホーツク海に面したサロマ湖は北見と網走にまたがる大きな汽水湖で、琵琶湖、霞ケ浦に次ぐ日本3位の大きさを誇ります。6月のペパーミントのように爽やかな時期から夏にかけてが主な観光シーズンですが、流氷が漂着する冬場もおすすめです。氷上にはアザラシがごろごろ、オジロワシやキタキツネがポツン、ポツンと見えます。それから、サロマ湖畔を疾走するスノーモビル体験の爽快さ。寒さの厳しい時期にしか味わえない北国の魅力が満載です。
九州から東北まで梅雨真っ最中の「ペパーミントの日」、梅雨のない爽やかな北海道を訪れたくなります。すぐには行けない人は、せめてペパーミントの爽やかさを味わってみてください。どんよりしていた頭もスッキリすることうけあいです。
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