今日は何の日 4月7日は「鉄腕アトムの誕生日」

画像: Sébastien Bertrand

2016.04.07

ライフ・ソーシャル

今日は何の日 4月7日は「鉄腕アトムの誕生日」

INSIGHT NOW! 編集部
インサイトナウ株式会社

日本のロボット工学やロボットアニメに多大な影響を与えたという「鉄腕アトム」。1951年に連載が開始されたこのSFマンガの舞台は、21世紀の初頭、まさに現在の日本でした。

今日、4月7日は“マンガの神様“手塚治虫が描いた鉄腕アトムの誕生日です。

2003年4月7日に完成した設定になっていますので、2016年の今年はアトム13歳の誕生日にというわけです。残念ながら今現在、ヒューマノイドと人間が混ざり合って暮らす未来にはなっていませんが、アトムが最初に登場した1951年から見たら、2003年ははるかな未来だったのでしょう。

実際にマンガを読んだり、アニメで見たりしたことはなくても、アトムは日本人なら誰でも知っている有名なキャラクターになりました。アトムのおかげでロボット工学者を目指す子供が増え、彼らが大人になった時代に日本のロボット工学が発達したという説があります。日本初の連続テレビアニメにもなり、日本のロボットアニメの基礎を築きました。アトムが後世に与えた影響は、本当に計り知れないほど大きいのです。

さてここで、知っているようで知らなかったアトム誕生のストーリーをご紹介しましょう。

『2003年4月7日、科学省長官・天馬博士は、交通事故で死んだひとり息子・飛雄(とびお)にそっくりのロボットを、科学省の総力を結集して作りあげました。天馬博士はそのロボットを息子のように愛しましたが、やがて成長しないことに腹を立て、そのロボットをロボットサーカスに売り飛ばしてしまいます。サーカスでアトムと名づけられたロボットは、そこで働かされていましたが、新しく科学省長官になったお茶の水博士の努力で、ロボットにも人権が認められるようになり、アトムはようやく自由の身となったのです。』(手塚治虫マンガwiki鉄腕アトム

明るくまっすぐな正義の味方のイメージが強いアトムですが、なんだかかわいそうな生い立ちではありませんか。息子のように愛していたのに、サーカスに売り飛ばす?サーカスで働かされていた?天馬博士、ひどい。

と、こんな風にヒューマノイドという“機械”に感情移入できるのが、人間の特殊能力だそうです。ペッパーやKIROBO、あるいはAIBOやルンバを“かわいい”と思い、“愛する”ことができるのは、人類の高度な精神活動のたまものなのです。2016年の今、現実にAIやロボットはじわじわと家庭に入り込んできています。せっかくなら、みなの“愛すべき”ロボットであってほしいものです。

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