今日は二十四節気のひとつ「立春」です。暖冬ではじまり大寒波に襲われたこの冬ですが、暦の上では今日から春です。
今日、2月4日は二十四節気のはじまり「立春」です。今日から春がはじまります。
暦の上では次の「雨水」までが「立春」で、「立夏」までの間、ずっと春がつづきます。なるほど「立春」にある七十二候には「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」「黄鴬睍睆(うぐいすなく)」「魚上氷(うおこおりをいずる)」と、いかにも春を思わせる言葉がつづきます。
♪泣いてばかりいたって幸せはこないから、重いコート脱いででかけませんか。もうすぐ春ですね。恋をしてみませんか。(作詞:穂口雄右)
昔、流行ったキャンディーズの「春一番」の歌詞ですが、冬から春になるこの時期は、ふとそんな風に明るい希望を抱く季節なのかもしれません。
それとも「春の海 ひねもすのたりのたりかな」という有名な与謝蕪村の俳句のような、まったりとした空気感が、春のイメージでしょうか。「春眠暁を覚えず」の通り、あまりに心地好くて朝起きられないというのが、春らしさでしょうか。こちらは、どうものんびり、のどかな季節のイメージです。
今頃からスギ花粉が本格的に飛散しはじめるので、のどかどころじゃないよと言う方も多いことでしょう。いろいろな予防・治療法や薬などもあるようですが、ゴーグルやマスクで顔を覆った“不審者”も多く見かけるようになります。花粉症は不快なだけでなく、生産性を低下させるので社会的な損失であるという説も見かけました。春はありがたいばかりではありません。
日本は受験シーズンでもありますし、多くのサラリーマンにとっては異動内示の季節でもあります。生活が変わることもあり、なんとなく、何か新しいことを始めてみたくなるのも春のような気がします。春は悲喜こもごも、人それぞれの「変化の季節」とも言えそうです。
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