1879年にエジソンが成し遂げたこの偉業によって、「あかり」のある生活ははじまりました。
今日、10月21日は「あかりの日」です。
一般社団法人照明学会 によれば、
「1879年10月21日エジソンによって開発された実用的な白熱電球が40時間点灯し実用的なものに至り、その偉業を称えて制定されました。」
「照明文化の向上による豊かな社会の創造とエネルギーの有効利用」をめざし、照明のもつ意義をあらためて認識するとともに、毎年10月21日を「あかりの日」と定め、より良い照明のあり方について考えていきたいと願っています。」とのことです。
「照明文化の向上による豊かな社会」などとむずかしく言わなくても、「あかり」が普通にある時代、国に生まれてよかったと素直に思います。行燈(あんどん)や蝋燭(ろうそく)や提灯(ちょうちん)では、夜に何かをすることはかなり難しかったことでしょう。時代劇を見ると撮影用の照明でずいぶん明るく見えますが、実際には、かなり暗かったようです。キャンドルナイトなどのイベントでは、ろうそくもきれいでいいなと思いますが、日常がろうそくであった時の不便さは想像を超えています。
科学技術の進歩をことさらに批判的にいう人もいますが、科学技術の発達していなかった昔の方が良かったとはとても思えません。今の生活から科学技術の恩恵を取りのぞいたら、生き延びることさえむずかしそうです。エジソンだけでなく、科学技術の進歩に貢献したたくさんの人たちの熱意と努力に感謝したいです。
奇しくも、今日「2015年10月21日」は、映画「BACK TO THE FUTURE Ⅱ」で、マーティが訪れた未来の日付当日です。1985年の30年後の未来として描かれたあの映画の世界に存在していた、大画面薄型テレビやタブレットやメガネ型の通信装置など多くの物が実在しています。ホバーボードや自動でヒモがしまるスニーカーも、今年発売されるそうです。人類の「新しいものを作りだしたい」という情熱は尽きることがないようですね。
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