センター試験直前対策!

2013.01.17

ライフ・ソーシャル

センター試験直前対策!

寺西 隆行
(株)Z会

センター試験間近!受験生が直前でできること、ちょっと知っておいてほしいことなど。

しかし、センター試験の時間帯は全員一緒です。
ということは、センター試験の時間帯を「アタマの冴える時間帯」に持ち込んだ人の方が有利なわけです。
直前、習慣の微修正でできることなら、もちろんその方がいいですね。

ただ…習慣ってなかなかなおらないじゃないですか。
これまで夜型だった人が、いきなり「センターの1日前に朝型にする!」とやろうとしても、逆に体調を崩したり、本番の脳の働きを低下させる場合ってあると思うんです。

センター試験自体は「午前中から夕方まで」行われる、という事柄自体は動かせないんですが、動かせない事柄に無意識に反応するアタマの切り替えってのもあると思うんですよね。
…うーん、何が申し上げたいかというと

・前日に「センターの時間帯に生活リズムをあわせる」のは、自らが意識して(その行動を「選んで」)行うこと
・実際の「センター試験」が「午前中から夕方まで」行われる、という事柄は自分で変えられず、変えられないことは脳もわかっているということ

という違いがあり、意識して行う行動が、無意識だったらできた行動(脳の働き)に悪影響を及ぼすこともあるんじゃないかなーと。

僕の勉強スタイルはずっと夜型で(苦笑)、センター試験前夜も遅くまでゲーム(…)してました。
それでもセンターは、予想以上の点数を取れました。多分無意識の脳がしっかり適応できるよう、動いたんだと思います。

“センター当日”の時間帯に脳がフル回転できるよう、学習リズムを整えることも大切ですが、そのことがかえって自然体の自分を失う、ってことのないように、とは思います。

4.選択するのは“自分”です。

直前対策の最後は、この言葉で締めたいと思います。再び精神論。

不安な心境、とってもよくわかります。
誰かにアドバイスしてほしい、とってもよくわかります。
自宅にいるときには友人とメールしたくてしょうがない、LINEで友人の状況を知りたくてしょうがない、とってもよくわかります。

ただ、アドバイスはアドバイスにすぎず、友人は友人のやり方がある。
ここを(ある程度)強く思っておくことって、とても大事なんです。

勉強法は人それぞれ。直前対策も人それぞれ。
「自分にあった」方法を選ぶのは、ほかならぬ受験生自身です。
誰かが「いいよ!」とオススメした方法が、あなたにあうとは限りません。

ここまで一生懸命、自分と向き合いながら勉強を進めてきたわけじゃないですか。
その自分だったら、明日、明後日、どう過ごすのが一番いいか?
当日はどんな服装や持ち物だったら、自分がリラックスできるか?

様々なアドバイスを「参考に」しながら、“自分”なら何がいいか?と、「選択できる」自分。
その精神状態を1日前までに作り、そして「選択」し、本番に臨まれてください!

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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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