営業マンにはいろいろなタイプがあるが、若者らしいメリハリのある仕事ぶりで周囲に良い影響をもたらしているのが、昨年アシストの中日本支社でトップセールスマンとなり、2年連続で今年もトップの座を狙う山内太一である。
もう一つ営業で心がけていることは、お客様の目線に立つことだという。
「どんなに優れている製品でも、いかにそれが良いかという技術寄りの話ばかりではご購入いただけません。ユーザー目線で、実際にそれがどのように活用できるのかというイメージを伝えることが重要だと思います。ですからお客様の組織を把握し、キーマンを見つけてその方にプレゼンができる状況までもっていくことがまず大切で、その上でデモを実施します。この前も、あるお客様先で役員の方に実際にシステムのデモを体験していただくことができました。その結果、役員さん自らが社長さんに製品デモを実施してくださって、案件を受注することができました」
さらに、ここまで持っていくために欠かせないのが上司や技術担当との連携である。
「お客様に訪問するにしても、ある程度の筋書きが営業側にないと技術の方も困るので大きなストーリーを用意して会議に臨むようにしています。そこでの皆さんからの意見を探りながら、作戦を練ります。一人で営業はできません。社内での連携のために、こまめな情報共有と意識あわせをしっかりすることが重要だと思います」
そんな山内の仕事ぶりを、上司の金川はこう見ている。
「山内さんは人を動かすことがとても上手だと思います。自分でできない、もしくは得意では無い場合、それができる人をうまく動かして目的を達成します。依頼される側も、彼の事前準備や説明がしっかりしているため自分に何をしてほしいかがとても明確なので仕事がしやすいです。報連相も人一倍しっかりできていますし、何事にも真剣味が伝わってきますので、周りの人間も彼のために動こうとします。そして、自分でできないことをできる人がそれをやる場面を見て吸収し、すぐに自分で実践することができるので、営業としてとても成長が早いですね」
きっちり仕事をして週末はしっかり休む、というのが山内のポリシーでもある。
「月曜日には気持ちを切り替えて仕事に臨めるよう、週末はしかっりリフレッシュすることを心がけています。週末の過ごし方はいろいろですが、一時期やっていたDJを、週末に自宅でやることも多いです。今はデジタル時代なのでDJのやりかたも、レコード、CD、それからPC上にはいっている音楽データでのDJと多様になりました。僕はPCの音楽データを使っています。音楽データは全てデジタル化されているので、頭出し、音楽のピッチを合わせる作業や音に変化を与えるといったことがボタン一つで可能です」
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