今年で創立40周年となったアシストでは、創業者社長ビル・トッテンが会長となり、新社長大塚辰男のもとで執行役員制度が導入され、あわせて新しい部署が設立されるなど世代交代が進んでいる。
今の仕事になんとなく不満を抱き、転職するか別の部署に異動できたらと思っている人は少なくない。その中で、実際に行動に移す人、また、小牧のように目指すものを明確にし、自分の価値を高める努力をする人はどれくらいいるだろう。
そして行動に移して次の段階にいけば、また自分の中に変化が起きる。自分自身の価値を高めることに注力していた小牧も、最近それが変わってきたという。
「20代の頃は、いずれ会社に依存せずに独立することを「『働く」』ことの最終目標として夢見ていましたが、今はそれが『「働く」』ことによって仲間と成功を分かち合いたい、という考えに変化してきました。個人の才覚だけで多額の年収を得ることも、やり方によってはできるのかもしれません。でも結局は金銭的収入だけではなく、一緒に成功を分かち合うことのできる仲間の存在が重要だと思います。自分自身の能力をその瞬間瞬間に最大限発揮して、お客様が満足する成果を提供し、仲間とその成功を分かち合うこと。今はそれが私にとって「『働く」』ことの一番の意義です。「『働く」』にあたりもちろん辛いこともありますが、そういう時は次の目標を自分の中に設定することで乗り越えるようにしています。」
それでは、資格は小牧にとって何だったのか。
「資格は“足の裏に着いた米粒”ですね。取っても食えない。でも、取らないと気になる(笑)。当たり前ですが、資格は取っただけではダメで、得た知識をもとに何を成すかは自分次第だと思います。」
小牧の座右の銘は、『知行合一』だという。
「これは”知ることと行うことは一体である”ということです。知っているだけでは意味がなく、必ず実践が伴うということ。つまり能力は保有しているだけではダメで、成果を出して初めて意味があるということだと思っています。」
今、小牧は中小企業診断士という資格取得によって得た知識をどこまで活用できるか、実践に移している。単なるアイデアマンとしてでなく、取得した知識が経営企画の業務で本当に役立つのか、仲間とともに会社の発展に寄与できるよう行動している。それが成功した時、小牧の米粒は食えるようになっているに違いない。
文責: 株式会社アシスト 広報部 喜田 真弓
お問合せ:press(アットマーク)ashisuto.co.jp
03-5276-5850
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