『格差の壁をぶっ壊す!』(堀江貴文/宝島社新書)を読んで感じたこと。前編です。
スキルアップをしない正規社員はもはや切り捨てられてしまう時代が、遠くない将来必ずやってくる。結局、正規・非正規関係なく、「ひとりでも食っていける」個人になるしかないのだ。(中略)仕事をする人間が絶対に身につけなければならないものがある。それは、稼げる仕事を選べるようになること。言いかえれば、仕事に対するリテラシーを身につけると言うことだ。
「ひとりでも食っていける」個人、という表現は、とてもしっくりします。
起業家はもちろん、サラリーマンであっても、自分の強みを持ち、「お前がいなくなると会社にとっては痛手…」と思われる人間にならないと、切り捨てられる…いや、誤解を恐れずに言えば、(代替の効く人間であれば)切り捨ててしまわないとまわらなくなる会社がたくさんでてくると思われますから。
厳しい時代、と見ることもできますが、一方で、努力し能力を身につけた者が報われる社会になるとも思えます。
格差を社会が力づくで無くそうとする社会は、努力し能力を身に付けた者に対して報いることが少なくなる社会でもありますから(一般的に)。
これからの時代、個人のスキルを磨くことと、個人の力で人的なつながりを作っておくことの必要性は、一層高まってくるだろう。
ひとりでも食っていくには、稼ぐスキルと売る人脈。
※後編に続きます。
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書評
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