プレゼンテーションで「言いたいことが伝わらない」ともどかしい時ってありますよね。とくに、相手が異なる部署や業界だったり、「常識」を共有していない時に起こりがち。これを乗り越えるのが「たとえ話の三原則」です。
実際、会計を初心者向けに説明した本の中には、
損益計算書と貸借対照表、そしてキャッシュフロー計算書のいわゆる財務3表を、
オペラのドミンゴたちになぞらえて「財務界の三大テノール」
という例えをしているものがありますが、筆者は正直言ってピンと来ませんでした。オペラって言われた時点で、ブラウザを想像しちゃうのは、エンジニアくずれの悲しい性(さが)なのでしょうか。
さて、三原則最後の「多面性」は、いろんな側面で似ている、と言う意味です。先ほどの履歴書の例で言えば、
・他者への報告である
・過去の「期間」の活動報告がある
・過去の「一時点」の情報がある
という3点で似ているので、クオリティが高いたとえ話になっています。
たとえ話は、一見すると「ベタ」かもしれませんが、プレゼンテーションの場で使うと効果は圧倒的です。ぜひ三原則を意識して、「伝わる」プレゼンを工夫してみてください。
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