これだけ危ない! 南アフリカの治安の悪さ。 

画像: https://www.google.co.jp/maps/

2010.06.10

経営・マネジメント

これだけ危ない! 南アフリカの治安の悪さ。 

三宅 信一郎
株式会社BFCコンサルティング 代表取締役

いよいよ開幕の第19回サッカーワールドカップ南アフリカ大会。 これから見に行こうという方も大勢いらっしゃると思い、以前駐在していた立場から、現地の治安についての注意点をお話したいと思います。

注意3.赤信号で止まるな!

よく現地の白人からこう言われました。

「夜は、例え赤信号でも交差点で停車してはいけない。車が来ない場合は無視して 進むことだ

この理由は、交差点のそばにある草むらや近くのビルの陰に隠れた賊が、赤信号で止まった車をターゲットに強盗・殺人を働くという事件が多発しているからなのです。

ある駐在員仲間は、赤信号で止まっていたら、突然助手席の窓ガラスが拳銃で粉々に割られ、割られたと思ったら、黒い手が伸びてきて助手席のシートにおいてあった財布入りのカバンと携帯電話をあっという間に持って行かれたという事件もありました。


注意4.街中は歩くな!

筆者は駐在期間中、一度も街を歩いたことがありません。

ほとんどの駐在員もそうです。 

なぜか。

南アはアメリカ以上に銃社会です。 

簡単な講習を受ければ所持の免許をもらえ、誰でも銃を所持することができます

スーパーで1~2万円も出せば結構いい拳銃をすぐ買うことができます。

銃を所持した強盗が街中をうろつきまわっている確立がとても高く、特に日本人はお金を持っていると思われているから、例え昼間であろうと、街中を呑気にスーツ姿なんかでぶらぶら歩いていると、あっというまにホールドアップに遭ってしまう危険性がとても高くなります。

当時、筆者の会社の日本人駐在員は10数名いましたが、その内2人は護身用に自宅に銃を所持していました。

筆者の白人女性秘書も、恋人が駐車場で強盗に遭って、右足太ももを銃で撃たれ重傷を負うという現場に遭遇してから、旅行に行く時は、
小さな拳銃をカバンに入れていくと言っていました。

驚いたのは、街中の普通のファミリーレストランで、5-6人の普通の白人家族が食事をしていたのですが、お父さんと思われる男性の人のジーパンのお尻のポケットから拳銃の柄の部分が少しだけ覗いていたのを見たことでした。

移動は徒歩のような「線」で動くのではなく、必ず車で、「点」と「点」を結ぶ形をとって移動してください。

歩きたければ、ショッピングモールの中か、ゴルフ場だけにしたほうが身のためですよ。

注意5.電熱線と赤外線センサーで防御!

これは短期的な旅行者には関係ないかもしれませんが、駐在員の家はどのように強盗の侵入を防ごうとしているかをお話しましょう。

日本でも警備会社と契約して、何かあったら警備員が駆け付けるというサービスがありますよね。

基本はそれと同じなのですが、南アの場合は、セキュリティレベルが各段に違うのです。

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三宅 信一郎

株式会社BFCコンサルティング 代表取締役

事業力強化・新規事業開発・創業支援コンサルタント 自動認識基本技術者 (JAISA:(社)日本自動認識システム協会)認定

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