先週は、日本コカ・コーラの植物由来の素材を使用したペットボトルを紹介しましたが、ペットボトルにおける環境負荷削減には、軽量化というもう一つ別の方向性があり、この分野でも、日本コカ・コーラが先行して軽量化ボトルのブランド化を図るなど牙城を築いてきました。しかし、その牙城に敢然と立ち向かう挑戦者が現われました!果たして、この熾烈な競争の果てに残るものとは???
【投票締切迫る!「週刊 戦略調達と環境調達.comで2009年を振り返る」企画へのご協力のお願い】
本題の前に。
記事投票にご協力頂いた方、早速にありがとうございました。
2010年の企画第一弾のご協力引き続きお願いしています。2009年を振り返って、2010年を占います!
当シリーズ「週刊 戦略調達」と、調達・購買からできる環境経営に関する情報発信を行う「環境調達.com」、これらの記事で2009年を振り返ってみませんか?
それぞれの記事一覧の中から、2009年を最も象徴しているなぁと思われるものをお選び下さい。集計の結果で弊社にて現在の世相を占います。記事投票は1/30(土)で締め切りです!30秒と掛かりませんので、よろしくお願い申し上げます!
「週刊 戦略調達で2009年を振り返る」記事投票はこちら ⇒ http://www.smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=24374
「環境調達.comで2009年を振り返る」記事投票はこちら ⇒ http://www.smaster.jp/Sheet.aspx?SheetID=24373
それでは、本題です。
【サントリーvsコカ・コーラのペットボトル軽量化競争の果てにある創造(期待も込めて)】
先週は、日本コカ・コーラの植物由来の素材を使用したペットボトルを紹介しました。記事はこちら⇒ http://www.samuraisourcing.com/knowledge/green/archive/g30.html
ペットボトルにおける環境負荷削減には、軽量化というもう一つ別の方向性があり、この分野でも、日本コカ・コーラが、爽健美茶の2Lペットで47g、森の水だよりで38gまで軽量化し、加えて、軽量化ボトルのシンボル「eco(エコ)るボトル ラク持ち」を作成しブランド化を図るなど、先行した動きを見せておりました。
しかし、その牙城に敢然と立ち向かう挑戦者が現われました!
サントリー食品が、36gと国産最軽量(2010年1月18日現在)となる2Lペットボトルを開発し、サントリー天然水などに3月末以降順次展開していくとの事です。(出所:同社プレスリリース)
軽量化のメリットは、製造時の樹脂の使用量削減だけでなく、輸送時の使用燃料の削減にもつながります。同社の2009年販売実績に基づく試算では、年間約7,000トンのCO2の排出削減を見込んでいます。
次のページ環境負荷削減が価値として認められれば、軽量化ボトルの飲...
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
環境調達.com
2010.02.25
2010.02.18
2010.02.11
2010.02.04
2010.01.28
2010.01.22
2010.01.14
2010.01.08
2009.12.25
株式会社 戦略調達 代表取締役社長
コスト削減・経費削減のヒントを提供する「週刊 戦略調達」、環境負荷を低減する商品・サービスの開発事例や、それを支えるサプライヤなどを紹介する「環境調達.com」を中心に、開発・調達・購買業務とそのマネジメントのあり方について情報提供していきます