新型インフルエンザによる「無給休業」のリスク

2009.09.04

組織・人材

新型インフルエンザによる「無給休業」のリスク

荒川 大

新型インフルエンザの発症者が休業することは事業運営上とても大切な取り組みです。 しかし、発症者との接触のあった社員を全て休業にすることは本当に可能なのでしょうか?

現在は、第一波が断続的に拡大している時期にありますが、9月~10月にピークを迎えるとされていますので、一旦収束した時点で、第二波に向けてBCP策定をするかどうか判断して頂きたいと考えるわけです。

新型インフルエンザは、過去の例で考えれば、第二波が来ます。そして、第二波の方が被害が大きくなります。厚生労働省の認識としては、現在はまだ第一波(※)とのことですので、業務へ影響が出るような大規模な集団感染を避けるための状況にあった対策と環境作りを効果的に展開して頂ければと思います。

※2009年4月下旬から感染は拡大し続けており、統計上感染者が減少したという事例は確認されておりません。この点から、秋以降の第二波ではなく、第一波のまま冬に向かい爆発的に感染が拡大する恐れがあると考えられています。

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