「今年の新入社員はイマイチだ・・」「ウチの採用はどうなってんの?」「ホント人事部は分かってないよな・・・。」そんな声が聞こえて来る季節です。 では、新入社員が期待はずれになってしまう最大の原因は?
ギブ&テイクには順番があって、先に与えるのが肝要です。クレクレでは、いつまでもテイクできません。同じで、こっちが期待に応えているから、新入社員に「期待に応えろ」という資格があるっていうもんです。こっちが期待に応えてないのに、一方的に新入社員に期待に応えろというのは無茶な話なんじゃないかと思うわけです。
「いやいや、そうやって甘やかすからいつまでも自立できないんだよ」、「雇われる方が先に期待に応えるのが筋でしょ」という反論が聞こえてきそうですが、そんなこと言っているからいつまでも定着しないし、育成できないし、採用力もついてこないのです。新入社員のことを期待はずれだと感じたら、こっちのことをまずは反省すべきです。特に、組織力(チームになっているのか?)に着目して。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
新卒採用
2015.07.29
2015.07.22
2015.07.15
2009.09.24
2015.07.06
2015.08.21
2015.09.18
2015.10.16
2015.10.30
NPO法人・老いの工学研究所 理事長
高齢期の心身の健康や幸福感に関する研究者。暮らす環境や生活スタイルに焦点を当て、単なる体の健康だけでなく、暮らし全体、人生全体という広い視野から、ポジティブになれるたくさんのエビデンスとともに、高齢者にエールを送る講演を行っています。