プロセスを改善していくことが進んできたら、メンバーのメンタリティーを変えていかないといけない面があります。メンバーの成績を見つつ、オファーする時のメンタリティーなどについてもレクチャーしていく必要性があります。
そういうパワーは必ず尽きます。
前向きで傲慢なパワーもそうです。
そういう不健全な心から、発想をしても、なかなか本当の広がりを作り出すのも難しいですし、組織にストレスがかかるんですね。
別に、センターではない場所からの発想が全て駄目で、センターからの発想が全ていい、と言っているわけではないですよ。
ただ、営業組織をマネジメントするマネジャーとして、営業組織をある程度長期的に闘い続けられるようにするには、センターからの提案と言うのはすごく大事ですね。
外向き、お客さんへの広がりを作るのにも大事なんですが、内側のマネジメント的にも大事、ということです。
最近、流行のセルフリーダーシップ的な視点から、自分をどうマネジメントしていくのか?という論点への解としても大事だと思います。
マネジャーは全員の日々の体調、フィーリングも見ていないといけないですよね。悩んでいそうなヤツがいたら、どうするか判断しないといけない。
そのメンバーの成長段階から考えて、放っておくという判断も当然ありです。でも、気が付いていないで放っておくマネジャーは罪深いですね。
私はそういうマネジャーを気づかせないといけないんですけどね。なかなか大変ですね・・・。
そんなマネジャーの下でも、なんとかビジネスライフを送らざるを得ないですね。昔から言いますが、「親と上司は選べない」。ほとんどの場合は。
傷ついている部下に気づかないマネジャーは罪です。そんなの仕事と関係あるの?と言うような人もいます。そういう人を見ると、私は憤りが沸いて来ます。
でもね、そういう人を気づかせてこそなんだ、と自分に言い聞かせます。
今日は少し高度なお話しでしたが、こういうことに目覚めるマネジャーが増加していくことを心より願っております。
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THOUGHT&INSIGHT株式会社 代表取締役
THOUGHT&INSIGHT株式会社、代表取締役。認定エグゼクティブコーチ。東京大学文学部卒。コンサルティング会社、専門商社、大学教員などを経て現職。