負債総額が64兆円っ。 リーマンブラザースの倒産は、その額まで、超ド級。 大きなアメリカンドリームの先には、 超ド級のアメリカンな地獄もあったというわけだ。
では、そのリスクを回避するためには、どうすればいいのか。
「自己評価」なんて信じない。
「外部評価」のためだけに、借金をしない。
やるべきことは、
「自己評価と外部評価」が、イコールになる努力をすること。
「自己評価」と「外部評価」の落差を埋めるためには、
まず、目の前に居る人への想像力をかき立て・・・
目の前に居るヒトのために智恵と言葉とを尽くすこと。
オレ的基準を捨てて、社会に挑むっ。
=「自分探し」を止めることっ。
=「みんなのオレ」になることっ。
簡単みたいだが・・・めちゃくちゃ難しい。
自分が作れる「社会の丈」に合わせた、「身の丈」になる。
「いまのオレは、ほんとうのオレ」だという原寸大の認識からしか、
アメリカンなドリームのプロセスは立ち上がらない。
アメリカンドリームの言うところの、
「チャンスは、みんなに平等に与えられている」ことを否定はしない。
「チャンス」という夢を社会の下層に充満させることが
国家の施策であることも重要なことだとも思う・・・。
しかし、社会評価を伴わない、
自己評価だけを肥大させる「チャンス」の提示は、国を破綻させる。
「チャンス」とは、
肥大した自己評価によって、掴みに行くものではなく・・・
「自己評価と外部評価」をイコールにするような地道な努力の過程に降ってくるものだっ。
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有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役
昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。