「2007年日本の広告費」から、 既存マス媒体の広告費について見ると、 ・テレビは約2兆円で横這い ・新聞は約1兆円で減少 ・雑誌は約4千5百億円で微減 ・ラジオは約1千7百億円で微減 であるのに対し、 「インターネット(広告)」 は急拡大中で約6千億円。
*「RDD」(Random Digit Dialing)と呼ばれる、
電話番号をランダムに生成する方法で電話をかけ、
インターネット利用状況についての電話調査を行い、
インターネット利用世帯については、インターネット視聴率調査
へのモニター(調査パネル)協力依頼を行う。
*インターネット視聴率調査へのモニター協力が得られた世帯については、
インターネット利用状況を自動的に捕捉するトラッキングソフトを
PCにインストールしてもらい、利用状況データを収集する。
(世帯でインターネットを利用する全個人の属性を記録してもらう
ことで、個人別の利用状況を把握可能)
*モニター協力者(調査パネル)数は現在約13,000人
トラッキングソフトを利用する方法は、
テレビ視聴率調査において、
「ピープルメーター」
と呼ばれる機械を接続することでテレビの閲覧状況を
自動的に捕捉する方法と似ていますね。
なお、PCにインストールされたトラッキングソフトを通じて
自動的にインターネット利用状況を捕捉し、
「インターネット視聴率調査」
と類似のデータを提供するものに、
「Alexa」
というサービスがあります。
これは、無償で提供されている同社のブラウザー用ツールバーを
インストールした全世界のインターネットユーザーが調査対象と
なっています。
調査対象者数は非公開であり、同社ツールバーをインストール
した人だけの集計データのため、統計的な信頼性に欠けるものの、
全世界の国別の人気サイトランキング等が同社Webサイトで無料で
閲覧可能です。
*参考リンク
『2007年日本の広告費とMC戦略の課題』
『ネット視聴率白書2008-2009』
(衣袋宏美著、翔泳社)
→アマゾンはこちら
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有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。
