~スタートアップ期(2年間)に生じる壁と対策~ 会社とは何か、事業とは何か、お金とは何かといったことをお話したいと思います。 私は起業を決意して、行動を起こし、何度も何度も失敗を繰り返し、ようやく2年を乗り切った新米の経営者です。まだ成功しているわけではありませんが、私がなぜ起業をし、何に失敗し、何を学んだのかについて率直にお話することで、皆さんの将来の糧にしていただければ幸いです。
某巨大複合企業の案件では、初めて分析のチームリーダーを務めました。とてつもなく大きく、タフな再生プロジェクトでした。
M&Aの分析には、ものすごいスピードが要求されます。話が立ち上がったら、各チームのトップはすぐに集まり、みんなで、何を考えるかについてディスカッションする。その後、「チームアップ」といって、会計士、弁護士、保険数理士、業界のスペシャリストたちが結集。まるでウィルスに感染するようなスピードで、クライアントとのアポイントメントが入ってくる。すごい速さでエクセルの表が細かく、小さくなっていく。「関数が崩れるからエクセルを触るな!」と号令が飛ぶ。朝5時まで分析して、取っ組み合いのケンカをするぐらいの勢いで議論をする・・・
コンサルティング会社は、完全にフェア。何を言うかが大事で、誰が言うかは問われない。必死でした。でも楽しかった。オーケストラのように、チーム一人ひとりが自らの役割に従事し、全体に折り重なって形となっていく。みんなで一体となって価値を創造していく醍醐味を味わいました。
~第二章に続く~
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
世界を変える会社の作り方
2008.06.20
2008.06.18
2008.06.16
2008.06.13
2008.06.11
2008.06.09
2008.06.06
2008.06.04