【インサイトナウ編集長対談】地方の豊かな資源を生かして地域を盛り上げ、社会性と経済性を両立させたい

2025.03.31

経営・マネジメント

【インサイトナウ編集長対談】地方の豊かな資源を生かして地域を盛り上げ、社会性と経済性を両立させたい

INSIGHT NOW! 編集部
インサイトナウ株式会社

地方に根ざし、マーケティングの力で地方・地域の文化・習慣を守るお手伝いをされている、株式会社HONEの桜井貴斗さん。社名の「HONE」は、「研ぐ」「磨く」という意味に加えて、「ほね【骨】」とも呼び、気骨あるお仕事の内容をお聞きしました。(聞き手:猪口真)

利用する方が寝泊りをするだけでなく、地域住民の方々と交流し、心温まる場にしたいと考えて、宿は素泊まりのみの提供となっています。訪れた方には地域を散策してもらって、歴史や文化を感じていただきたいですね。

猪口 そういった地域活性化の動きは地方の自治体にいる方々からはあまり出てこないのでしょうか。

桜井 個人的にはあまり耳に届いていません。あったとしても小規模でやっているケースが多いですね。

猪口 それはビジネスセンスといいますか、マーケティングがうまくいっていなかったり、事業性ということを考えた時に資金等のいろいろな制限があったりするのでしょうか。

桜井 ありますね。地方では社会性と経済性の両立は難しいようです。

企業がまちづくりに加われば、ビジネスチャンスの創出にもつながる

猪口 地域に対する取り組みを積極的に進めている企業は増えていますか。

桜井 全国的に増えていると思います。企業のまちづくり参画によって、地域全体のブランド力がアップする可能性があります。企業が地域と連携し、特産品を活かした商品開発や文化イベントを開催することで、地域ブランドの認知度が向上し、訪問者増加や経済活性化につながります。さらに、地域との信頼関係が築かれ、CSR活動としても評価され、企業のブランドイメージ向上にも寄与します。

猪口 そういった社会貢献的な意識が高まったCSR的な動きのほかに、事業性の観点から全国的にマーケットを拡大する動きもありそうです。

桜井 正直補助金も多いですし、それ目当てという人も中にはいると思います。一過性で、経済性を担保せずに終わってしまう。補助金で始めて、5年後にハコモノがお釈迦になるということはよくあるので、どこのタームで経済性を担保するかが大事ですね。

猪口 桜井さんは長期的に地域を盛り上げようという意識でやられているわけですね。

桜井 そのつもりでやっています。企業が地域と連携し、まちづくりに積極的に関われば、地域の活性化だけでなく、企業自身のブランド価値向上や新たなビジネスチャンスの創出にもつながります。当社では、地方企業さんを中心に、マーケティング・ブランド戦略の伴走支援を行なっています。

猪口 自治体に対してはどのようなメッセージを送っているのでしょうか。

桜井相乗りしてくれたらラッキーくらいの感覚です。僕らが勝ち馬になったら乗ってくるはずなので、リスクのない範囲で協力いただけたら嬉しいなと思います。そもそも行政がリスクを取る必要もないと思うので、民間の我々がファーストペンギンになっていきたいと思います。

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