スポーツへの参加障壁をなくし、誰でも「勝つ」可能性を秘めたスポーツが「ゆるスポーツ」 今では、企業でのイベントや企業研修にも取り入れられています。世界ゆるスポーツ協会の萩原拓也様に、ゆるスポーツの魅力とこれからの可能性についてお話をうかがいました。(聞き手:猪口真)
猪口 「ゆる」をあえて英語で言うと何になるのでしょうね。
萩原 以前調べて、pop、cute、roughなどいろいろあったのですが、僕が一番好きなのはflexibleです。いろいろな形に変えることができる。
猪口 逆に、ゆるスポーツを楽しむ人が「ゆる」の意味を自分で決めればいいですよね。
萩原 そうです。いろいろな捉え方ができることに意味があると思うし、ゆるスポーツ自体もいろいろな題材のいろいろな面を捉えて作っています。例えば「イモムシラグビー」「ゾンビサッカー」「うんちスポーツ」の「イモムシ」「ゾンビ」「うんち」はどれもネガティブな意味じゃないですか(笑) でもそれを組み合わせることによって、「イモムシラグビー」は楽しそうだし、「ゾンビサッカー」も何それ?とワクワクするし、「うんちスポーツ」も汚らしい感じはありません。そんなふうに言葉にいろいろな面があるのはすごく面白いところだと思うんです。
猪口 企業は絶対にやるべきですね。ゆるスポーツが浸透していけばもっと余裕のある人生を送れるような気がします。ホームページから問い合わせをすればいいですか。
萩原 大丈夫です。イベントや研修などいろいろご用意していますので、楽しんでいただけるといいなと思います。
猪口 主催イベントというのはどのようなイベントなのですか。
萩原 「ゆるスポーツランド」といって、今年は5月11日に錦糸町のマルイの上にあるすみだ産業会館で開催します。入場料を払えば一般参加もできます。全部で20競技ぐらいあって、一人ひとりがしっかり体験して楽しめるイベントです。
猪口 こうした機会に、ゆるスポーツに触れることができれば、スポーツの捉え方が本当に変わってきそうです。今日はどうもありがとうございました。
世界ゆるスポーツ協会 https://yurusports.com/
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