BtoBのマーケティングや営業戦略において、中長期的な目線で戦略や計画を立案するときの2つの重要なポイントをご紹介する
さらに、顧客やリードの悩みや課題を製品開発・企画部門などと共有できれば、商品力のある製品開発も可能となるだろう。
部門間衝突の解消
顧客やリードの悩みや課題を把握し続けることで、部門間衝突の解消に繋げられる。
BtoBでは、営業部門やマーケティング部門、そして製品開発部門が対立することが多々発生する。例えば、製品開発部門は「営業やマーケティングは売り方が下手くそだ」と考えており、逆に営業やマーケティング部門は「差別化の要素がなく売れない」と考えているなどである。
このような場合、顧客やリードの悩みや課題を把握し、それを部門間で共有することで、関係者全員のベクトルを「課題解決」に合わせることが可能となる。仮にベクトルがずれていても、「顧客やリードの悩み」を説明することで説得できる可能性がある。
そのため、顧客やリードの悩みや課題は、部門間の衝突を解消するきっかけになりえる。
以上のことから、顧客やリードの課題把握を継続することは、成果を出し続ける戦略立案に非常に重要だ。時間とともに変化する顧客やリードの課題や悩みをベースに、営業やマーケティング戦略を具体化できれば、より成果の出やすい施策展開が可能となるだろう。
以上、成果を出し続けるBtoBマーケティングや営業戦略に必要な2つのポイントをご紹介した。中長期的な目線でBtoBマーケティングや営業戦略を立案する場合は、この2つの必ず視野に入れ、戦略と計画を立案してほしい。時間の経過とともに、これら2つのポイントが御社の大きな武器になっているはずだ。
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
BtoBマーケティング
2023.05.27
2023.04.13
2023.04.22
2023.09.05
2023.10.15
2023.11.18
2023.12.02
2023.12.10
2023.12.23
株式会社ALUHA 代表取締役社長
BtoBマーケティングコンサルティングを展開。大手IT企業、製造業を中心に、伴走型コンサルティングを展開中。リソースを効率的に活用し、最小限の工数で効果を最大化するコンサルが得意