国を守る、ということ

画像: 須田国太郎:学徒出陣壮行の図

2023.08.15

ライフ・ソーシャル

国を守る、ということ

純丘曜彰 教授博士
大阪芸術大学 哲学教授

/国を守る、ということは、まず、守るに値する国を作ることだ。人の上に立つ者が、人格を磨き、理想を立て、信任を得ることだ。自由競争と切磋琢磨の無いところには腐敗しか無い。他国をどうこう言うまえに、まずこの国の中で人々の未来への希望を打ち立てるためにこそ戦え。/

アホなボンボン二世を親バカで次席に「抜擢」するような寝ぼけた政治家や経営者、それを諾とする無能追従の取り巻きでは、話にならない。自分たちで国や企業を壊しておいて、それを人に守れと言っても、通るわけがあるまい。そんなことをしていて、文字どおり、あの戦争で命を投げ出し、この国を守って、来るべき新しい時代の到来を願った人々に対して恥ずかしいとは思わないのだろうか。

国を守る、ということは、まず、守るに値する国を作ることだ。人の上に立つ者が、人格を磨き、理想を立て、信任を得ることだ。自由競争と切磋琢磨の無いところには腐敗しか無い。他国をどうこう言うまえに、まずこの国の中で人々の未来への希望を打ち立てるためにこそ戦え。

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純丘曜彰 教授博士

大阪芸術大学 哲学教授

美術博士(東京藝大)、文学修士(東大)。東大卒。テレビ朝日ブレーン として『朝まで生テレビ!』を立ち上げ、東海大学総合経営学部准教授、グーテンベルク大学メディア学部客員教授などを経て現職。

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