事業計画書の「儲けの仕組」のセクションについて要点をまとめます。
初期の計画段階から儲けの仕組の答えがでるケースは確かにまれですが、儲けの仕組は計画しなれば、実現なんてしません。
成功している経営者は「たまたまの後づけにオレの人生はかけられない!」という覚悟で、狙って狙って考えて考えぬいて答えを出しているのです。
■ 10%の新規性と90%のパクリ
どんなに先進的なビジネスモデルでも、基本的な部分は類似例や前例があります。
ドロップシッピングも単純に言えば代理店ビジネス。
経験のある経営者は、類似例や先例に学んで、良いところはマネています。
先例は「検証済みの仮説」と考えて、先例をよーく研究してムダなところで勝負しないしたたかさが重要です。
■ 「安く」「早く」よりも「不可能を可能に」
「今までもできること」をより安く早く顧客に提供することも立派なビジネスですが、どちらかというと大企業が得意な領域です。
「今までできなかったこと」を可能にするような商品やサービスを、ベンチャー企業ならば、顧客に提供するべきです。
付加価値が高い分、利益率も高いので、儲かるのです。
■ 消費者の視点で当たり前のことを愚直に貫く
「儲けの仕組」という言葉の響きは、なんだか、ズルをしてラクな稼ぎ方をする方法のように聞こえますが、儲けている会社は、顧客が喜ぶ商品・サービスをよい品質で提供することを徹底して愚直に貫いています。
(初回2008年3月11日掲載)
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