コツさえ知ればコワくない~成功への近道、プレゼン術~

2016.07.05

IT・WEB

コツさえ知ればコワくない~成功への近道、プレゼン術~

チーターデジタル 株式会社
チーターデジタル株式会社

突然ですが、プレゼンテーションが上手な人と下手な人、その差はどこにあると思いますか? 自分はプレゼンがニガテと思っている方も多いかもしれません。今回はそんな方へ向けて、プレゼンを成功に導くちょっとした工夫をご紹介します。

では、セミナーを行う最大のメリットとは何でしょうか。何をもって、セミナーが成功したと言えるのでしょうか。私は、こう定義しています。

「あるキーワードから、自社製品やサービスを参加者が連想出来る状態を作ること」

つまり、「アピールしたいモノ」と「それを表すキーワード」が、セミナー参加者のなかで一体したイメージとなって、連想できる状態を作ること。これがセミナーの本来の成果だと考えています。

「A=B」であることをとにかく連想させる

そうした連想イメージを、より多くの人に伝えられる手段としてセミナーが最適なのです。

個別に訪問していくアプローチは、より課題感が鮮明なクライアントであれば効果的です。その場合は、しっかりと製品について理解を促すことが必要です。

あるいは、デジタルマーケティングのアプローチであれば、課題を喚起させるにはとても有効ですが、ブランディングの観点が欠如しており、「A=B」というイメージを連想させるには難しいわけです。

プレゼンの要所で共通のキーワードを盛り込み、「AといえばB、BといえばA」であることを刷り込む。そうすることで、参加した企業がもし「B」という課題に直面したとき、頭のなかで「A」という選択肢が生まれやすくなります。

要は、頭に「A=B」というイメージが浮かべば、それが成功と言えるのです。製品についてより深く知りたくなったら、ネクストステップで「訪問」と いう選択肢を取ればいいし、とにかく案件を増やしたい、コンバージョンさせたいなら「デジタルマーケティング」のアプローチを取れば良いわけです。

つまり、「A=B」である、という状態をどれだけの参加者にリーチできるか。これがセミナーの本来の成果と言えるでしょう。

最近の例でいうと、弊社では、昨年から「動画メール」というサービスをリリースし、積極的にプロモーション展開をしています。

このサービスをもっと売れるようにするには、「動画メール」というキーワードを市場に広げ、「エクスペリアンジャパン=動画メール」というイメージを、プレゼンで伝えれば良いように思えます。

しかし、それだけでは物足りません。なぜなら、まだそのサービスが何なのか、聴講者は想像しにくいからです。

「動画メール」という言葉はまだ聞きなれないですよね。日本では、2015年にようやく市場が形成されはじめたばかりで、まだまだニッチなキーワードだと思います。

一方で、「動画マーケティング」という言葉は、この数年、かなりの勢いで市場にも広がっています。

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チーターデジタル株式会社

1999年12月設立。グローバルでクロスチャネルマーケティング支援を行うチーターデジタルグループとしての強みと、日本国内での累計5,300社以上の取引実績を生かし、マーケティングサービスを軸に事業を展開。マーケティングオートメーションやメールマーケティングソリューション、およびそれらに関連するコンサルティングサービス・導入支援・業務分析などを提供しています。

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