2016.06.09
パワーポイントに頼りすぎるな!プレゼン資料作成で押さえるべき「3つのコツ」
チーターデジタル 株式会社
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ビジネスパーソンは、セミナーや社内資料、クライアントへの提案時など、あらゆる場面でプレゼン資料を作成しなければなりません。実際、「プレゼン資料作成は苦手」「必要以上に時間がかかってしまう」といった悩みを抱えている方も、多いのではないでしょうか。 今回はそうした資料作りのコツをご紹介します。
大切なことは、ソフトウェアの機能に頼りすぎることなく、資料の目的を明確に、伝えたいことが伝わる資料を作成することだと思います。
コツその②:全体のページ構成は、PCを使わずに整理する
プレゼン資料の作成に苦手意識を持っている方の中には、いきなりパワポを立ち上げて、1ページ目から順に作りこむという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこのやり方は、一番時間を無駄にしているかもしれません。
先述した通り、いきなりパワポなどのソフトウェアで作業を始めてしまうと、必要以上に「配色」や「装飾」に目を奪われ、本来の「構成」に目が向かなくなってしまうからです。
まずはシンプルに構成だけを考える。ここがポイントです。
私がオススメする方法は、ふせんを使うことです。
75mm×75mmの、スクエア型のふせんを使います。伝えたいことを頭の中でイメージして、資料のイメージを付箋に1枚1枚書き、デスクの上に並べていきます。
粒度は荒くて構いませんので、思いつくことをどんどん書き足していってください。
全部出し切ったら、次に実際のプレゼンをイメージしながら付箋を並び替えます。
「こことここは同じことを言っているから1枚になるな」とか、「これがもっとも伝えたいことだから、最初と最後に持ってこよう」など、プレゼンしている自分を想像しながら、構成を整理していきます。
ふせんを使うメリットは、頭の中のイメージを可視化でき、かつ順番を簡単に整理できるところです。
ふせんがない、あるいはふせんを広げて貼るスペースがないという方には、無印良品の「再生紙週刊誌4コマノート・ミニ A5」もオススメです。
通常のプレゼン資料と同じ縦横比4:3の枠線がついているので、資料への落とし込みもイメージしやすいです。1ページで8スライド分、見開きで16スライド分を俯瞰して見られるので、構成を考えるには最適なノートだと思います。
良いプレゼンには、一貫したストーリーや起承転結が描かれています。
資料の見た目も重要ですが、まずは「伝えたいこと」の構成を充分に練ってから資料に落としこむ、という基本を抑えるだけでも、ずいぶん効率的に資料を作成できるようになるでしょう。
コツ③:Q数と余白に気をつける
いざ資料作成の段階に入ったときに気をつけたいのが、Q数と余白です。
Q数とは、文字のフォントサイズのことです。私の場合は、最小Q数を”12pt”程度にしています。より詳細の説明や補足が必要な場合に、このQ数を利用します。ただしあまり多用はしません。一方、訴求したい文字の場合は”35~40pt”で配置します。
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1999年12月設立。グローバルでクロスチャネルマーケティング支援を行うチーターデジタルグループとしての強みと、日本国内での累計5,300社以上の取引実績を生かし、マーケティングサービスを軸に事業を展開。マーケティングオートメーションやメールマーケティングソリューション、およびそれらに関連するコンサルティングサービス・導入支援・業務分析などを提供しています。