ナイト2000のようなAI搭載自動運転車が現実になるのはもうすぐでしょうか。
今日、9月10日は「ナイトライダーの日」です。
「ナイトライダー」は民間犯罪捜査員のマイケル・ナイトと高性能人工知能を持つドリームカー「ナイト2000」がさまざまな事件を解決するというカーアクションドラマです。1980年代に放送され世界的に大ヒットしたアメリカのドラマですが、日本でも、マイケル=ささきいさお氏、K.I.I.T=野島昭夫氏による吹き替え版が放送されていましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
2010年代になった今では、AI搭載の「全自動運転自動車」の実用化には現実となりましたが、80年代にはまだ夢のようなSFに思えたものです。K.I.I.Tというナイト2000の人工知能は、真面目で賢く、ユーモアがあり、時にはマイケルの行動を咎めたりもするという人間らしさを持つキャラクター設定がされていました。自動運転だけでもうらやましいのに、相棒として話し相手になり、助けにきてくれる車。ナイト2000を欲しいと思った人も多かったと思います。
あのグーグルも参入し、かのイーロン・マスク氏が「いずれは人間が運転することが禁止される」との予測発言をするなど、商品化に向けた開発競争が激化している自動運転車。
高齢者の逆走などが問題になる昨今、早く実用化してほしいと思いますが、実際にはまだしばらく時間がかかりそうです。人間が運転するよりも安全な運転ができるようになるまでの技術的な要素だけでなく、法整備なども障壁になりそうです。自動運転車が事故を起こしたら、誰が責任をとるのかという1点だけでも、考え方はいろいろでしょう。乗っていた人?持ち主?車メーカー?既存の法律の範疇ではなかなか対応できない問題です。
技術の進歩と生活の変化は速く、法律や制度は後から追いかけるしかありません。いつの世も、自分のナイト2000を夢見る気持ちが、技術を推し進めて行くのです。
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