1945年8月6日8時15分、広島に原子爆弾が投下されました。平和を祈念する大切な日です。
今日、8月6日は「平和記念日」です。
1945年8月6日午前8時15分、人類史上最初の原子爆弾が広島に投下されました。
原子爆弾は、投下から43秒後、地上約600メートルの上空で目もくらむ閃光を放って炸裂し、小型の太陽ともいえる灼熱の火球を作りました。
爆発の瞬間、強烈な熱線と放射線が四方へ放射されるとともに、周囲の空気が膨張して超高圧の爆風となり、これら3つが複雑に作用して大きな被害をもたらしました。原爆による被害の特質は、大量破壊、大量殺りくが瞬時に、かつ無差別に引き起こされたこと、放射線による障害がその後も長期間にわたり人々を苦しめたことにあります。
(広島市HP原爆被害の概要 より抜粋)
その時、広島で起きたことを実感として捉えることは難しいですが、想像を絶する地獄絵図が展開されたであろうことは間違いありません。さらには何十年にもわたり人々を苦しめた後遺症やいわれのない差別。これほどまでに悲惨なことが、この平和な国にあったのだということを、たとえ70年経っても忘れてはいけないのです。
毎年、真っ青な空と蝉しぐれの中で行われている広島の平和記念式典。原爆が投下されたその日も、快晴でとても暑い日だったそうです。たった一発の爆弾で命を失った14万人もの人々が見た青空は、今日と同じように青かったことでしょう。
戦争中の写真や遺跡などを見るのは、実はとても苦手なのですが、目を背けてはいけないこともあるのだと思うのです。今日と同じように明日が来ることを、少しも疑わないで生きられる平和な世界を守りたい。平和を守るのは、私たち一人一人の行動に他なりません。
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