世の中にある「折角なのに惜しい!」シリーズ、今回はダイレクトメール(DM)。ただでさえ迷惑がられやすいのに、処分に手間を掛けさせて、嫌がられては目も当てられない。
手間を掛けさせられた上に、リサイクル意識からするとちょっとした罪悪感をもたらすし、その原因を作ったDM送付元に好感情は抱けない。せっかくの「宛名シール不要」ソリューションなのに、中途半端なコスト意識がかえって不評を呼び込む構造だ。
この不満に対し、新たな解決法も出ている。宛名部分に(ビニールではなく)半透明の特殊な紙を使っており、そのまま紙リサイクルに出せる、優れ物の封筒を使っているケースが時折ある。これは好感度が高い。受け取り側に対する配慮がにじみ出ている。
ついでに言わせていただければ、数枚程度の印刷物・書類なのにホッチキス(は商品名なので、本当は「ステープラー」ですね)を使ってしまっている会社も「残念!」だ。用済みになった時点でいちいちホッチキスを外す作業もまた、量が多くなると煩わしいものだ。配慮が行き届いた会社・組織からの送付物は極力ホッチキス留めしないようになっている。
DMを多用する会社は是非、他社のDMの体裁を研究した上で、環境と受取人に配慮していただきたいものだ。業務改革
2014.12.09
2015.04.24
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2014.07.29
パスファインダーズ株式会社 代表取締役 社長
「世界的戦略ファームのノウハウ」×「事業会社での事業開発実務」×「身銭での投資・起業経験」。 足掛け38年にわたりプライム上場企業を中心に300近いプロジェクトを主導。 ✅パスファインダーズ社は大企業・中堅企業向けの事業開発・事業戦略策定にフォーカスした戦略コンサルティング会社。AIとデータサイエンス技術によるDX化を支援する「ADXサービス」を展開中。https://www.pathfinders.co.jp/ ✅中小企業向けの経営戦略研究会『羅針盤倶楽部』の運営事務局も務めています。https://www.facebook.com/rashimbanclub/
